4-23動悸・上室頻拍を疑うとき
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 停止して安定し、入院必要性を専門医が評価し、フォローが確保された例で外来管理を検討する。[1]
6入院・継続観察
- 初発、低月齢、心不全、電気的治療を要した場合は入院を含め相談する。[1]
7専門相談・搬送
- 小児循環器へ相談。既知SVTは可能なら治療担当チームと共有する。[1]
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] RCH Supraventricular Tachycardia SVT。小児SVTの認識・安定性・ECG・禁忌手技・転帰。2022更新。 確認: 2026-10-23。
- [2] 日本小児科学会 小児科医の到達目標 第8版。領域15に先天性心疾患・不整脈・心筋症・心不全。一般小児科の対象範囲。 確認: 2026-10-23。
- [3] JCS/JSPCCS 2025 学校心臓検診フォーカスアップデート。学校検診・不整脈と心事故の認識。薬量の根拠ではない。 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11発熱中の頻脈とSVTはどう見分ける?
突然の開始・停止、ほぼ固定した心拍、心電図のP波とQRSを確認する。発熱・脱水の洞性頻脈は原因と変動を伴うことが多いが、数字だけでは決めない。乳児の哺乳不良や発汗は長く続くSVTのサインになり、モニター下で早めに評価する。
12脈はあるが顔色が悪い。迷走神経刺激を繰り返す?
低血圧、意識低下、ショックや心不全があれば不安定頻拍として応援と電気的治療の準備を急ぐ。迷走神経刺激は安定例に限る。幅広い・不規則な頻拍を狭QRSのSVTと同じ薬剤手順へ入れず、循環器と蘇生チームへ相談する。
13発作が止まれば帰宅してよい?
停止後の12誘導心電図を残し、前興奮、再発、心不全を確認する。初発、低月齢、電気的治療を要した例は入院を含め相談する。帰宅する場合も再発時の受診方法と循環器の再診を決め、薬の開始・変更は担当チームと共有する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。