6-11 伝染性軟属腫(水いぼ)

緊急

6-11伝染性軟属腫(水いぼ)

光沢のあるドーム状丘疹・中心臍窩
β版 · 紙面の最終確認 2026-10-30

日付は紙面の確認日です。院内承認を示すものではありません。処方・運用は、本文の適用条件と出典、院内の採用薬・手順を確認してください。

このページの目次7項目

ページ内目次

1ポイント

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2鑑別のながれ

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3検査

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4摘除の考え方(当院は皮膚科紹介が基本方針)

  1. 経過観察なら自然消退までおおむね6か月〜数年(長い場合は4年程度)
  2. 数が少なければ(目安3個程度まで)無麻酔でも施行可能なことがある
  3. 疼痛緩和が必要なら、リドカイン含有貼付剤(ペンレステープ)を処置の約1時間前に貼付し、除去直前に剥がして摘除する。1回の処置につき2枚まで
  4. ペンレステープの国内治験対象は4〜11歳。水いぼの好発年齢(1〜7歳)のうち1〜3歳は治験対象外のため、使用可否は個別に判断する
  5. 重大な副作用にショック・アナフィラキシー(頻度不明)がある。除去後もしばらく観察する
やってはいけない・落とし穴
  • イミキモド外用は使わない(プラセボと比較して有意差なし、国内保険適用もない)
  • 疼痛緩和なしでの多数個・広範囲摘除を強行しない
  • ペンレステープを湿疹・発疹のある部位、損傷皮膚(掻き壊し痕等)、粘膜に使用しない
  • アミド型局所麻酔薬への既往アレルギーを確認しないまま貼付しない
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5帰宅・入院の目安

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6診療中の疑問と回答

数が増えている水いぼは必ず摘除する?
自然消退まで時間がかかることを説明し、痛みや本人の負担、湿疹・掻破、部位で選ぶ。無症状の児に全病変の摘除を必須としない。治療する場合も痛みへの配慮と同意が必要で、家庭でつぶしたり針を刺したりさせない。
根拠:RCH Molluscum contagiosum
水いぼの周囲が赤い。抗菌薬を使う?
消退時の炎症や周囲の湿疹でも赤くなる。掻痒・乾燥には保湿と湿疹治療を行い、膿、強い痛み、拡大する熱感、発熱があれば細菌感染として再評価する。赤みだけで一律に抗菌薬を出さず、掻破を減らす計画を立てる。
根拠:RCH Molluscum contagiosum
眼の近くや広範囲の病変も同じように経過観察する?
眼瞼病変に結膜炎を伴う場合、診断が典型的でない場合、免疫不全が疑われる広範囲・難治例は専門科へ相談する。典型的な病変では通常検査は不要だが、出血・潰瘍など別の病変を疑う所見は見直す。
根拠:RCH Molluscum contagiosum / College of Optometrists:伝染性軟属腫と結膜炎
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7家族への説明

この説明ページに、今日の判断と受診の目安がまとまっています。当てはまるサインがあれば様子を見続けずに連絡してください。

一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。

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