薬の使い方
内服・点眼・点鼻・吸入・坐剤・塗り薬を、製剤ごとに確認できます。年齢・使う場所・使用回数に注意し、用量計算は「疾患から」「薬から」で確認してください。掲載は院内採用を示すものではありません。
内服 · 抗アレルギー
フェキソフェナジン塩酸塩DS5%「トーワ」
フェキソフェナジン塩酸塩
- 対象
- アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎などに伴うそう痒。
- 使い方の確認
- 1日2回、服用直前に懸濁する。下表はこの5%製剤の1回量。
用量の目安| 年齢(体重) | 量 |
|---|
| 6か月以上2歳未満 | 15mg(DS 0.3g)/回 |
|---|
| 2歳以上7歳未満 | 30mg(DS 0.6g)/回 |
|---|
| 7歳以上12歳未満 | 30mg(DS 0.6g)/回 |
|---|
| 12歳以上 | 60mg(DS 1.2g)/回 |
|---|
- 注意点
- 6か月未満等を対象とした有効性・安全性の臨床試験は未実施。年齢による禁忌とは区別する。
- 水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤は同時服用を避けるなどの注意が必要。
- 成分に過敏症の既往があれば投与しない。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 抗アレルギー
ザイザルシロップ0.05%
レボセチリジン塩酸塩
- 対象
- 小児のアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎などに伴うそう痒。
- 使い方の確認
- 濃度は0.5mg/mL。1歳以上15歳未満は朝食後と就寝前に服用する。下表の量と回数を組み合わせて確認する。
用量の目安| 年齢(体重) | 量 |
|---|
| 6か月以上1歳未満 | 2.5mL(1.25mg)/回、1日1回 |
|---|
| 1歳以上7歳未満 | 2.5mL(1.25mg)/回、1日2回 |
|---|
| 7歳以上15歳未満 | 5mL(2.5mg)/回、1日2回 |
|---|
- 注意点
- 6か月未満等の臨床試験は未実施。
- 重度の腎障害(クレアチニンクリアランス10mL/min未満)は禁忌。他の腎障害でも、小児は腎クリアランスと体重を考慮し個別に調整する。
- 眠気、けいれん性疾患の既往に注意。成分またはセチリジン・ヒドロキシジン等のピペラジン誘導体に過敏症の既往があれば投与しない。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 抗アレルギー
クラリチンドライシロップ1%
ロラタジン
- 対象
- アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎などに伴うそう痒。
- 使い方の確認
- 1日1回、食後に服用直前に溶解する。下表はこの1%製剤の1回量。
用量の目安| 年齢(体重) | 量 |
|---|
| 3歳以上7歳未満 | 5mg(DS 0.5g)/回 |
|---|
| 7歳以上の小児 | 10mg(DS 1g)/回 |
|---|
- 注意点
- 3歳未満等の臨床試験は未実施。
- 腎障害・肝障害では血中濃度上昇のおそれ。てんかんの既往を確認する。
- 成分に過敏症の既往があれば投与しない。効果がなければ漫然と長期継続しない。
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内服 · 抗アレルギー
アレロック顆粒0.5%
オロパタジン塩酸塩
- 対象
- 小児のアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎などに伴うそう痒。
- 使い方の確認
- 1日2回、朝と就寝前に服用する。下表はこの0.5%顆粒の1回量。
用量の目安| 年齢(体重) | 量 |
|---|
| 2歳以上7歳未満 | 2.5mg(顆粒0.5g)/回 |
|---|
| 7歳以上の小児 | 5mg(顆粒1g)/回 |
|---|
- 注意点
- 2歳未満等を対象とした有効性・安全性の臨床試験は未実施。
- 眠気に注意。腎機能低下(クレアチニンクリアランス30mL/min未満)では高い血中濃度が持続するおそれがある。
- 成分に過敏症の既往があれば投与しない。肝障害のある児にも注意する。
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内服 · 抗ロイコトリエン薬
オノンドライシロップ10%
プランルカスト水和物
- 対象
- 気管支喘息、アレルギー性鼻炎。
- 使い方の確認
- 通常は成分として1日7mg/kgを朝食後・夕食後の2回に分け、服用直前に懸濁する。調整時も1日10mg/kg、かつ1日450mg(DS 4.5g)を超えない。
- 注意点
- すでに起こった喘息発作を止める薬ではない。
- 低出生体重児・新生児・乳児の臨床試験は未実施。成分に過敏症の既往があれば投与しない。
- 小児の通年性鼻炎で有益性がなければ漫然と継続しない。精神症状や行動の変化も観察する。
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内服 · 喘息長期管理
シングレア細粒4mg
モンテルカストナトリウム
- 対象
- 気管支喘息。
- 使い方の確認
- 1歳以上6歳未満は、モンテルカストとして4mg(1包)を1日1回就寝前に服用する。体重・年齢・症状による分割調整は行わず全量を服用する。
- 注意点
- この製剤の適応は気管支喘息。アレルギー性鼻炎の処方として流用しない。
- すでに起こった発作を止める薬ではない。精神症状や攻撃的行動などの変化に注意する。
- 1歳未満等の国内臨床試験は未実施。成分に過敏症の既往があれば投与しない。
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内服 · 喘息長期管理
シングレアチュアブル錠5mg
モンテルカストナトリウム
- 対象
- 気管支喘息。
- 使い方の確認
- 6歳以上の小児は、モンテルカストとして5mgを1日1回就寝前に服用する。
- 注意点
- 同量のフィルムコーティング錠5mgと相互に代用しない。生物学的に同等ではない。
- この製剤は喘息用。発作時の救急薬ではなく、アレルギー性鼻炎への適応もない。
- 精神症状や行動の変化に注意。成分に過敏症の既往があれば投与しない。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 便秘
ピコスルファートNa内用液0.75%「トーワ」
ピコスルファートナトリウム水和物
- 対象
- 各種便秘症。
- 使い方の確認
- 便秘に対する小児用法は1日1回。下表はこの0.75%内用液の滴数。年齢・症状で調整する。検査前処置の用量とは分けて扱う。
用量の目安| 年齢(体重) | 量 |
|---|
| 6か月以下 | 2滴/回 |
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| 7〜12か月 | 3滴/回 |
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| 1〜3歳 | 6滴/回 |
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| 4〜6歳 | 7滴/回 |
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| 7〜15歳 | 10滴/回 |
|---|
- 注意点
- 急性腹症が疑われる場合、成分過敏症の既往がある場合は禁忌。
- 内服液であり、目に入れない。製剤を替える場合は滴数と濃度を再確認する。
- 大腸検査前処置での腸閉塞・穿孔リスクの記載がある。腹痛などの異常を便秘だけと決めつけない。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 去痰
ムコダインDS50%
L-カルボシステイン
- 対象
- 小児の上気道炎・気管支炎・喘息などの去痰、慢性副鼻腔炎の排膿、滲出性中耳炎の排液。
- 使い方の確認
- 幼・小児は成分として1回10mg/kg(DS50%として0.02g/kg)を服用直前に懸濁し、1日3回服用する。年齢・症状で調整する。
- 注意点
- 成分に過敏症の既往があれば投与しない。
- 肝障害では悪化のおそれ。心障害のある児にも注意する。
- ショック・アナフィラキシー、重い皮膚障害、肝障害に注意する。懸濁液の状態で調剤しない。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 去痰
小児用ムコソルバンDS1.5%
アンブロキソール塩酸塩
- 対象
- 急性気管支炎、気管支喘息の去痰。
- 使い方の確認
- 幼・小児は成分として1日0.9mg/kg(DS1.5%として1日0.06g/kg)を3回に分け、服用直前に溶解する。年齢・症状で調整する。
- 注意点
- 低出生体重児・新生児の臨床試験は未実施。
- 成分に過敏症の既往があれば投与しない。
- ショック・アナフィラキシー、皮膚粘膜眼症候群などの重い皮膚症状に注意する。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 鉄・造血
インクレミンシロップ5%
溶性ピロリン酸第二鉄
- 対象
- 鉄欠乏性貧血。
- 使い方の確認
- 下表はシロップの1日量。1日量を3〜4回に分ける。1mLは鉄として6mgで、製剤の「5%」を元素鉄濃度として計算しない。
用量の目安| 年齢(体重) | 量 |
|---|
| 1歳未満 | 2〜4mL/日(鉄12〜24mg/日) |
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| 1〜5歳 | 3〜10mL/日(鉄18〜60mg/日) |
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| 6〜15歳 | 10〜15mL/日(鉄60〜90mg/日) |
|---|
- 注意点
- 鉄欠乏状態にない患者には禁忌。
- 下痢・吐乳等を起こしやすい低出生体重児・新生児・乳児は少量から開始し、状態をみながら増量する。
- 胃腸疾患では症状悪化のおそれ。既存の元素鉄用量カードと、この製剤のmL量を区別する。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 胃酸分泌抑制
ガスター散2%・10%
ファモチジン
- 対象
- 胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎など。
- 使い方の確認
- 国内電子添文の用量は成人用で、小児用法・用量の設定はない。小児の具体的な投与量はこのカードでは提示しない。2%と10%の製剤量を取り違えない。
- 注意点
- 小児等を対象とした有効性・安全性の臨床試験は未実施。小児での使用判断は個別に行う。
- 腎機能低下では減量または投与間隔の延長が必要。
- 成分過敏症の既往は禁忌。血液像・肝機能・腎機能に注意する。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 抗菌薬
ケフラール細粒小児用100mg
セファクロル
- 対象
- 本剤に感性の菌による皮膚感染、肺炎、尿路感染、中耳炎など。
- 使い方の確認
- 幼小児は成分として1日20〜40mg(力価)/kgを3回に分ける。細粒1g中の成分は100mg(力価)。年齢・体重・症状で調整する。
- 注意点
- 成分に過敏症の既往があれば禁忌。他のセフェム系への過敏症では、やむを得ない場合を除き投与しない。
- 高度の腎障害では減量または投与間隔をあける。
- 咽頭炎・中耳炎等は抗菌薬の必要性を判断して選択する。感染部位・感受性に応じ必要最小限の期間とし、ショックや重い下痢に注意する。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 抗菌薬
バナンドライシロップ5%
セフポドキシム プロキセチル
- 対象
- 本剤に感性の菌による皮膚感染、肺炎、尿路感染、中耳炎、副鼻腔炎など。
- 使い方の確認
- 幼小児は成分として1回3mg(力価)/kgを1日2〜3回、服用直前に懸濁する。重症または効果不十分では1回4.5mg(力価)/kgを1日3回。年齢・体重・症状で調整する。
- 注意点
- 成分に過敏症の既往があれば禁忌。セフェム系・ペニシリン系の過敏症歴を確認する。
- 高度の腎障害では用量・間隔を調整する。低出生体重児・新生児の臨床試験は未実施。
- 咽頭炎・中耳炎・副鼻腔炎等は抗菌薬の必要性を判断する。必要最小限の期間とし、ショックや重い下痢に注意する。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
内服 · 制吐・消化管運動
ナウゼリンドライシロップ1%
ドンペリドン
- 対象
- 小児の周期性嘔吐症、乳幼児下痢症、上気道感染症、抗悪性腫瘍剤投与時の消化器症状。
- 使い方の確認
- 小児は成分として1日1〜2mg/kgを3回食前に分け、服用直前に水で懸濁する。1日30mgを超えない。6歳以上は1日1mg/kgが上限。必要最小限の使用にとどめる。
- 注意点
- 消化管出血・機械的イレウス・穿孔、プロラクチノーマ、成分過敏症の既往は禁忌。
- 重篤な不整脈・心突然死リスクが示唆されている。心疾患、QT延長、併用薬を確認し、エリスロマイシン等のCYP3A4阻害薬との併用に注意する。国内電子添文では併用注意。
- 1歳以下は特に用量に注意。3歳以下は7日以上の連用を避け、脱水・発熱時は投与後の状態を観察する。錐体外路症状、意識障害、けいれんに注意する。
PMDA 電子添文(製剤・用法・注意事項) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点眼 · 抗アレルギー点眼
リボスチン点眼液0.025%
レボカバスチン塩酸塩
- 対象
- アレルギー性結膜炎。
- 使い方の確認
- 1回1〜2滴、1日4回(朝・昼・夕方・就寝前)。懸濁液のため、毎回よく振ってから点眼する。
- 注意点
- 成分への過敏症既往は禁忌。低出生体重児・新生児・乳児・幼児を対象とした臨床試験は未実施。
- 含水性ソフトコンタクトレンズ装用中は点眼しない。眼瞼についた液は拭き取る。
- 呼吸困難・顔面浮腫等のアナフィラキシーに注意。オキシメタゾリン併用時は吸収が低下する可能性がある。
PMDA リボスチン点眼液 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点眼 · 抗アレルギー点眼
パタノール点眼液0.1%
オロパタジン塩酸塩
- 対象
- アレルギー性結膜炎。
- 使い方の確認
- 通常1回1〜2滴、1日4回(朝・昼・夕方・就寝前)点眼する。
- 注意点
- 成分への過敏症既往は禁忌。低出生体重児・新生児・乳児を対象とした臨床試験は未実施。
- ソフトコンタクトレンズは点眼前に外し、10分以上あけて再装用する。
- 効果が得られなければ診断と治療を再評価し、漫然と継続しない。
PMDA パタノール点眼液 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点眼 · 抗アレルギー点眼
アレジオン点眼液0.05%
エピナスチン塩酸塩(通常製剤)
- 対象
- アレルギー性結膜炎。
- 使い方の確認
- 通常1回1滴、1日4回(朝・昼・夕方・就寝前)点眼する。
- 注意点
- 成分への過敏症既往は禁忌。12歳未満を対象とした臨床試験は未実施。
- アレジオンLX 0.1%の1日2回という用法と混同しない。
- 眼瞼についた液は拭き取る。効果が得られなければ診断と治療を再評価し、漫然と継続しない。
PMDA アレジオン点眼液0.05% 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点眼 · 抗アレルギー点眼
アレジオンLX点眼液0.1%
エピナスチン塩酸塩(LX製剤)
- 対象
- アレルギー性結膜炎。
- 使い方の確認
- 通常1回1滴、1日2回(朝・夕)点眼する。
- 注意点
- 成分への過敏症既往は禁忌。12歳未満を対象とした臨床試験は未実施。
- 通常のアレジオン0.05%とは濃度と回数が異なる。眼瞼クリーム等の別剤形とも区別する。
- 眼瞼についた液は拭き取る。効果が得られなければ診断と治療を再評価し、漫然と継続しない。
PMDA アレジオンLX点眼液 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点眼 · 抗アレルギー点眼
クロモグリク酸Na点眼液2%「TS」
クロモグリク酸ナトリウム
- 対象
- アレルギー性結膜炎、春季カタル。
- 使い方の確認
- 1回1〜2滴、1日4回(朝・昼・夕方・就寝前)点眼する。
- 注意点
- 成分への過敏症既往は禁忌。電子添文には年齢別の用量規定はない。小児の病態と個別指示を確認する。
- 呼吸困難・血管浮腫・じんましん等のアナフィラキシーに注意する。
- アレルギー性結膜炎ではソフトコンタクトレンズを外し、点眼後5〜10分以上あけて再装用する。この製品は開栓1か月後の残液を使用しない。
PMDA クロモグリク酸Na点眼液2%「TS」電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点眼 · 抗菌点眼
クラビット点眼液1.5%
レボフロキサシン水和物
- 対象
- 感性菌による結膜炎、眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、角膜炎等。
- 使い方の確認
- 通常1回1滴、1日3回点眼し、症状により調整する。
- 注意点
- 成分・オフロキサシン・キノロン系抗菌薬への過敏症既往は禁忌。8歳未満等を対象とした臨床試験は未実施。
- 細菌感染としての適応を確認し、感受性と必要最小限の使用期間を判断する。MRSAに対する有効性は証明されていない。
- ショック・アナフィラキシーや角膜障害に注意する。眼痛・角膜混濁等があれば点眼薬の変更だけで経過観察せず眼科評価を行う。
PMDA クラビット点眼液1.5% 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点眼 · 抗菌点眼
トブラシン点眼液0.3%
トブラマイシン
- 対象
- 感性菌による結膜炎、眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、角膜炎等。
- 使い方の確認
- 通常1回1〜2滴、1日4〜5回点眼し、症状により回数を調整する。
- 注意点
- 成分・アミノグリコシド系抗菌薬・バシトラシンへの過敏症既往は禁忌。電子添文には年齢別の用量規定はない。
- 細菌感染としての適応と感受性を確認し、必要最小限の期間とする。長期連用しない。
- 眼の刺激、眼瞼の腫れ・発赤、発疹等に注意する。アレルギー性・ウイルス性の充血に一律に選ばない。
PMDA トブラシン点眼液 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点眼 · ステロイド点眼
フルメトロン点眼液0.02%・0.1%
フルオロメトロン
- 対象
- 外眼部の炎症性疾患。0.1%は前眼部の炎症性疾患も含む。適応・濃度・期間は眼科で判断する。
- 使い方の確認
- 使用前によく振り混ぜ、通常1回1〜2滴、1日2〜4回点眼する。年齢・症状で調整し、眼科の指示に従う。
- 注意点
- 成分への過敏症既往は禁忌。小児の臨床試験は未実施で、特に2歳未満は慎重に投与する。
- 角膜上皮剝離・角膜潰瘍、ウイルス性・真菌性・結核性・化膿性眼疾患には、やむを得ない場合を除き投与しない。感染悪化や角膜穿孔のおそれがあり、赤い目に自己判断で開始しない。
- 連用時は定期的な眼圧検査が必要。緑内障、白内障、角膜ヘルペス等のリスクがあり、漫然と継続しない。
PMDA フルメトロン点眼液 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点眼 · 角結膜上皮障害治療点眼
ヒアレイン点眼液0.1%・0.3%、ヒアレインミニ点眼液0.1%・0.3%
精製ヒアルロン酸ナトリウム
- 対象
- ドライアイ等の内因性疾患や、術後・外傷・薬剤・コンタクトレンズ装用等に伴う角結膜上皮障害。
- 使い方の確認
- 1回1滴、1日5〜6回点眼し、症状により調整する。通常0.1%を用い、重症等で効果が不十分な場合は0.3%を用いる。
- 注意点
- 小児を対象とした臨床試験は未実施。眼刺激・眼痛・角膜障害等があれば診断と治療を再評価する。
- ミニ製剤は最初の1〜2滴を捨ててから使用する。保存剤を含まないため1回限りとし、残液は廃棄する。
- ミニ製剤と通常容器で取扱いが異なる。他の点眼剤とは5分以上あける。
PMDA ヒアレイン・ヒアレインミニ 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点鼻 · ステロイド点鼻
アラミスト点鼻液27.5μg(56噴霧用・120噴霧用)
フルチカゾンフランカルボン酸エステル
- 対象
- アレルギー性鼻炎。
- 使い方の確認
- 小児は各鼻腔に1噴霧を1日1回(1日計55μg)。成人は各鼻腔に2噴霧を1日1回。使用前によく振り、初回は説明書に従い空噴霧する。
- 注意点
- 有効な抗菌薬のない感染症・深在性真菌症、成分への過敏症既往は禁忌。2歳未満等の臨床試験は未実施。
- 長期投与では身長等を定期的に確認する。鼻出血・鼻潰瘍・感染症に注意し、改善が続けば減量を検討する。
- リトナビル等のCYP3A4阻害薬との併用で全身性ステロイド作用が増える可能性がある。小児用フルナーゼとは成分・濃度・回数が異なる。
PMDA アラミスト点鼻液 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点鼻 · ステロイド点鼻
ナゾネックス点鼻液50μg(56噴霧用・112噴霧用)
モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物
- 対象
- アレルギー性鼻炎。
- 使い方の確認
- 12歳未満は各鼻腔に1噴霧を1日1回(1日計100μg)。12歳以上と成人は各鼻腔に2噴霧を1日1回(1日計200μg)。使用前によく振る。
- 注意点
- 有効な抗菌薬のない感染症・全身性真菌症、成分への過敏症既往は禁忌。国内では3歳未満等の臨床試験は未実施。
- 鼻中隔潰瘍、鼻の手術後・外傷後は治癒まで投与しない。反復性鼻出血や未治療感染症にも注意する。
- 長期投与では身長と鼻粘膜の状態を確認する。改善が続く場合は減量を検討し、漫然と大量投与しない。
PMDA ナゾネックス点鼻液 電子添文(2025年11月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点鼻 · ステロイド点鼻
小児用フルナーゼ点鼻液25μg 56噴霧用
フルチカゾンプロピオン酸エステル(小児用点鼻)
- 対象
- アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎。非ステロイド系薬剤で十分に改善しない場合に用いる。
- 使い方の確認
- 小児は通常、各鼻腔に1噴霧を1日2回(1日計100μg)。症状により調整する場合も、左右合計で1日8噴霧(200μg)が上限。使用前に振る。
- 注意点
- 有効な抗菌薬のない感染症・全身性真菌症、成分への過敏症既往は禁忌。5歳未満等の臨床試験は未実施。
- 長期投与では身長等を確認する。鼻出血・鼻潰瘍・感染症に注意し、改善が続けば減量・休薬を検討する。
- リトナビル等のCYP3A4阻害薬と併用すると全身性ステロイド作用が増えるおそれがある。成人用50μg製剤・アラミスト27.5μgと取り違えない。
PMDA 小児用フルナーゼ点鼻液 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点鼻 · ステロイド点鼻
ベクロメタゾン点鼻液50μg「DSP」
ベクロメタゾンプロピオン酸エステル
- 対象
- アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎。小児では非ステロイド系薬剤で十分に改善しない場合に用いる。
- 使い方の確認
- 小児は左右それぞれに1噴霧を1日2回(1回計100μg、1日計200μg)。年齢・体重・症状で調整する場合も左右合計1日8噴霧(400μg)まで。この製品は容器を振らずに使用する。
- 注意点
- 有効な抗菌薬のない感染症・全身性真菌症、成分への過敏症既往は禁忌。5歳以下等の臨床試験は未実施。
- 反復性鼻出血、感染症、高血圧、糖尿病に注意。長期・大量使用時は成長の経過を観察する。
- 喘息の重積発作や急激な悪化時は原則使用しない。肺に使う吸入薬と区別し、鼻腔内にのみ使用する。
PMDA ベクロメタゾン点鼻液50μg「DSP」電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
点鼻 · 抗アレルギー点鼻
ザジテン点鼻液0.05%
ケトチフェンフマル酸塩
- 対象
- アレルギー性鼻炎。
- 使い方の確認
- 各鼻腔に1噴霧(各0.05mg)を1日4回(朝・昼・夕方・就寝前)。専用の鼻用定量噴霧器で使用する。
- 注意点
- 小児を対象とした臨床試験は未実施。年齢別の用量規定はないため、小児では病態と個別指示を確認する。
- 点鼻でも眠気・脱力感が起こることがある。運転等の危険な機械操作を避け、生活への影響も確認する。
- 鼻の乾燥・刺激感等に注意する。同成分の点眼液・内服薬とは用法が異なる。
PMDA ザジテン点鼻液 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
吸入 · 短時間作用性β2刺激薬
ベネトリン吸入液0.5%(サルブタモールとして5mg/mL)
サルブタモール硫酸塩
- 対象
- 小児喘息・気管支喘息などの気道閉塞性障害に伴う症状の緩解。
- 使い方の確認
- 添文の小児通常量は1回0.1〜0.3mL(サルブタモールとして0.5〜1.5mg)を吸入器で吸入。年齢・症状で調整する。成人通常量は1回0.3〜0.5mL。反復間隔・回数は発作の重症度と反応から個別に指示する。
- 注意点
- 成分過敏症は禁忌。吸入液を注射用製剤として扱わない。小児量と成人量を取り違えない。
- 過量・頻回使用は頻脈、不整脈、低カリウム血症を起こす。重症発作、低酸素血症、全身性ステロイド・キサンチン・利尿薬併用時はカリウムと循環状態に注意する。
- 処方どおり使っても効かない、効果が短い、呼吸困難が増す場合は追加吸入だけを続けず速やかに再評価する。長期管理薬の代用にはしない。
PMDA ベネトリン吸入液0.5% 電子添文(2025年8月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
吸入 · β2刺激薬
メプチン吸入液0.01%(100μg/mL)、ユニット0.3mL(30μg)・0.5mL(50μg)
プロカテロール塩酸塩水和物
- 対象
- 気管支喘息などの気道閉塞性障害に伴う症状の緩解。
- 使い方の確認
- 添文の小児通常量は1回10〜30μg(0.1〜0.3mL)をネブライザーで吸入。成人は1回30〜50μg(0.3〜0.5mL)。年齢・症状で調整する。ユニット製剤は1本使い切りで、用量調節には使用しない。
- 注意点
- 成分過敏症は禁忌。0.5mLユニットを小児の通常量と取り違えない。ユニット開封後は速やかに全量を使用し、残液を再使用しない。
- 低出生体重児・新生児・乳児で有効性と安全性を指標とした臨床試験は未実施。年齢にかかわらず吸入手技と反応を確認する。
- 過量使用による不整脈・心停止、低カリウム血症に注意。重い発作や反応不十分時は受診・再評価を優先する。注射や眼への使用はしない。
PMDA メプチン吸入液 電子添文(2019年10月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
吸入 · 吸入ステロイド薬(ICS)
パルミコート吸入液0.25mg・0.5mg(いずれも1アンプル2mL)
ブデソニド
- 対象
- 気管支喘息の長期管理。
- 使い方の確認
- 小児は通常0.25mgを1日2回、または0.5mgを1日1回。症状に応じて調整し、小児の上限は1mg/日。ジェット式ネブライザーを使う。症状が安定したら必要最小量へ調整する。
- 注意点
- 有効な抗菌薬がない感染症、深在性真菌症、成分過敏症は禁忌。すでに起きている発作を速やかに止める薬ではない。
- 国内では低出生体重児・新生児・6か月未満の乳児の臨床試験は未実施。長期投与では身長などを観察し、高用量での副腎抑制に注意する。
- 超音波式ネブライザーは推奨されない。吸入後はうがい・口すすぎを行い、マスクを使ったら顔も洗う。混合や残液の保管は自己判断で行わず添文を確認する。
- 急な中止は喘息を悪化させ得る。吸入手技・実際の使用回数・発作薬の使用頻度を確認してから治療を調整する。
PMDA パルミコート吸入液 電子添文(2024年1月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
吸入 · 吸入ステロイド薬(ICS)
フルタイド50μgエアゾール120吸入用・100μgエアゾール60吸入用(1噴霧50μg・100μg)
フルチカゾンプロピオン酸エステル
- 対象
- 気管支喘息の長期管理。
- 使い方の確認
- 小児は通常1回50μgを1日2回。症状で調整し、小児の上限は200μg/日。噴霧と吸入の同調が難しい場合はスペーサーを使う。成人の上限800μg/日を小児へ適用しない。
- 注意点
- 有効な抗菌薬がない感染症、深在性真菌症、成分過敏症は禁忌。急性発作の治療薬として使用しない。
- 5歳未満を対象とした臨床試験は未実施。長期・高用量では身長や副腎機能への影響に注意し、安定後は必要最小量へ調整する。
- 使用前に振り、吸入後はうがい・口すすぎをする。噴霧回数と残量、スペーサーを含む手技を実際に確認する。
- リトナビルなど強いCYP3A4阻害薬で全身性ステロイド作用が増強し得る。急に中止せず、増量前には手技・服薬状況・発作頻度を再確認する。
PMDA フルタイドエアゾール 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
吸入 · 吸入ステロイド薬(ICS)
オルベスコ50μg・100μg・200μgインヘラー(1噴射中の量)
シクレソニド
- 対象
- 気管支喘息の長期管理。
- 使い方の確認
- 小児は通常100〜200μgを1日1回。良好にコントロールされていれば50μgを1日1回まで減量できる。1日1回の場合は夜の使用が望ましい。成人の最大800μg/日を小児に適用しない。
- 注意点
- 有効な抗菌薬がない感染症、深在性真菌症、成分過敏症は禁忌。急性発作を速やかに止める薬ではない。
- 低出生体重児・新生児・乳児・4歳以下の幼児を対象とした臨床試験は未実施。長期投与では身長等を観察し、最小有効量を選ぶ。
- 吸入後はうがい・口すすぎをする。ボンベ・アダプターを水洗いしない。製剤固有の手入れ方法を説明する。
- 強いCYP3A4阻害薬の併用で全身性ステロイド作用が増強し得る。症状が落ち着いても自己判断で中止しない。
PMDA オルベスコ 電子添文(2020年5月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
吸入 · ICS・長時間作用性β2刺激薬(LABA)配合薬
アドエア50エアゾール(1吸入サルメテロール25μg/フルチカゾン50μg)、100ディスカス(1吸入50μg/100μg)など
サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル
- 対象
- ICSとLABAの併用が必要な気管支喘息の長期管理。
- 使い方の確認
- 小児の添文用法はアドエア50エアゾール1回1〜2吸入を1日2回、または100ディスカス1回1吸入を1日2回。上限側は1回サルメテロール50μg/フルチカゾン100μgを1日2回。吸入器を使いこなせるか確認して剤形を選ぶ。
- 注意点
- 成人用高規格のエアゾール125・250、ディスカス250・500を小児用法と取り違えない。急性発作への頓用追加はしない。
- 有効な抗菌薬がない感染症、深在性真菌症、成分過敏症は禁忌。ディスカスは乳糖に乳蛋白を含むため、乳蛋白過敏症歴を確認する。
- 生後8か月未満の臨床試験は未実施。8か月〜4歳の比較試験ではICS単剤に対する主要評価項目の有意差は示されていない。乳幼児での追加は症状・手技を慎重に評価する。
- 吸入後は口すすぎを行う。動悸・振戦・低カリウム血症、長期高用量での成長・副腎への影響に注意し、安定後は最小有効量やICS単剤への変更を検討する。
PMDA アドエア 電子添文(2025年12月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
吸入 · ICS・LABA配合薬(成人用法との区別)
シムビコートタービュヘイラー30吸入・60吸入(1吸入の放出量160μg/4.5μg)
ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物
- 対象
- ICSとLABAの併用が必要な気管支喘息など。添文は成人用法で、小児用法の記載はない。
- 使い方の確認
- 成人の喘息維持療法は通常1回1吸入を1日2回、最大1回4吸入を1日2回。成人の維持・頓用併用には別の条件と上限がある。小児等の臨床試験は未実施であり、この成人用法を小児へ自動換算・転用しない。
- 注意点
- 小児の治療選択は専門医と確認する。成人で認められる維持・頓用併用(SMART/MART)を、すべての小児やすべてのICS/LABAに一律適用しない。
- 成人の維持・頓用併用は維持量1回1〜2吸入・1日2回の患者に限る。1発作最大6吸入(維持吸入直後に追加する場合は維持吸入分も含めて6吸入)、1日通常合計8吸入、一時的12吸入という成人の上限を小児の救急指示に使わない。頓用単独使用はしない。
- 有効な抗菌薬がない感染症、深在性真菌症、成分過敏症は禁忌。添加剤乳糖に乳蛋白を含む。吸入後の口すすぎ、動悸・低カリウム血症と全身性ステロイド作用に注意する。
PMDA シムビコート 電子添文(2024年1月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
吸入 · 抗アレルギー吸入薬
インタール吸入液1%(20mg/2mLアンプル)
クロモグリク酸ナトリウム
- 対象
- 気管支喘息。発作を予防するために継続使用する薬。
- 使い方の確認
- 添文は1回1アンプル(20mg)、1日3〜4回を電動式ネブライザーで吸入。改善後は経過をみて1日2〜3アンプルへ減量する。添文に年齢別用量の区分はない。
- 注意点
- 成分過敏症は禁忌。すでに起きている発作を止める薬ではなく、発作時は別の適切な治療を行う。
- 吸入中・直後の気管支攣縮、アナフィラキシー、発熱・咳・呼吸症状を伴うPIE症候群に注意し、出現時は中止・再評価する。
- 白濁・沈殿を生じるためブロムヘキシン塩酸塩やdl-イソプレナリン塩酸塩との配合は避ける。開封後に残液があっても捨てる。他の吸入薬との混合可否は製剤ごとに確認する。
PMDA インタール吸入液1% 電子添文(2021年12月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
坐剤 · 解熱鎮痛薬
アンヒバ坐剤小児用50mg・100mg・200mg
アセトアミノフェン
- 対象
- 小児科領域における解熱・鎮痛。
- 使い方の確認
- 乳児・幼児・小児は1回10〜15mg/kgを直腸内へ挿入。間隔は4〜6時間以上、1日60mg/kgまで。さらに1回500mg、1日1500mgを超えない。アスピリン喘息または既往がある場合は1回300mg以下。規格と実際の投与時刻を確認する。
- 注意点
- 重篤な肝機能障害、成分過敏症は禁忌。内服薬・市販かぜ薬を含め、アセトアミノフェン含有薬と重ねて使用しない。坐剤も内服と同じ成分の総量に数える。
- 低出生体重児・新生児・3か月未満の乳児の有効性・安全性を指標とした試験は未実施。低月齢の発熱は解熱のみで経過をみず原因評価を優先する。
- 脱水・絶食・低栄養、肝腎障害などでは慎重に判断する。長期使用時は肝機能を確認し、急性疾患では原則5日以内に限る。
- 半量にする場合は添文に沿って斜めに切断する。排便で出た場合は、溶解・吸収量が不明なまま同量を繰り返さない。
PMDA アンヒバ坐剤小児用 電子添文(2026年8月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
坐剤 · 抗けいれん薬
ダイアップ坐剤4mg・6mg・10mg
ジアゼパム
- 対象
- 小児の熱性けいれん・てんかんのけいれん発作の改善。
- 使い方の確認
- 添文の小児用法は1回0.4〜0.5mg/kg、1日1〜2回を直腸内へ挿入し、1日1mg/kgを超えない。熱性けいれんで使用する場合は発熱時の間歇投与。対象児の選択、使用する体温、再投与時刻と上限は疾患ページ・個別指示で確認し、体重だけで処方を自動決定しない。
- 注意点
- 急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症、低出生体重児・新生児、リトナビルまたはニルマトレルビル/リトナビル投与中は禁忌。
- 乳児では作用が強く出るため慎重に投与する。眠気・ふらつきに加え呼吸抑制があり得る。呼吸不全、衰弱、肝腎障害、中枢抑制薬併用時に注意し、投与後は呼吸・意識状態を観察する。
- 発熱児全員に予防投与する薬ではない。持続するけいれんで坐剤の効果を待ち続けず、救急対応と搬送判断を行う。
- 解熱用坐剤との使用順序・間隔、排便で出た場合の対応、何時に何mg使ったかを保護者と共有する。追加投与は自己判断で行わない。
PMDA ダイアップ坐剤 電子添文(2023年2月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
坐剤 · 刺激性下剤
テレミンソフト坐薬2mg・10mg
ビサコジル
- 対象
- 便秘症、消化管検査や手術前後の腸管内容物の排除。
- 使い方の確認
- 2mg製剤の添文は乳幼児1回2mgを1日1〜2回。10mg製剤の添文は成人1回10mgを1日1〜2回。いずれも年齢・症状で調整する。2mgと10mgは5倍差があり、乳幼児に10mg製剤をそのまま使用しない。
- 注意点
- 急性腹症の疑い、痙攣性便秘、重症の硬結便、肛門裂創・潰瘍性痔核は禁忌。強い腹痛や嘔吐がある場合、単なる便秘として挿入しない。
- 乳幼児と成人の製剤を年齢だけの曖昧な『小児用』表示で混同しない。学童などは医師が年齢・症状・適切な製剤を個別に確認する。
- 腹痛、直腸刺激感、直腸炎や一過性の血圧低下・ショック様症状に注意。便塞栓や裂肛がある児は先に状態を評価する。
PMDA テレミンソフト坐薬2mg 電子添文(2025年4月改訂) / PMDA テレミンソフト坐薬10mg 電子添文(2025年4月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
坐剤 · 炭酸ガス発生型便秘治療薬
新レシカルボン坐剤(1個中0.500g/0.680g)
炭酸水素ナトリウム・無水リン酸二水素ナトリウム
- 対象
- 便秘症。
- 使い方の確認
- 添文は通常1〜2個を肛門内へ挿入し、重症の場合は1日2〜3個を数日間使用。小児の年齢別用量は記載されていない。この通常量を乳幼児へ一律に適用せず、年齢・体格と便秘の状態から採否を判断する。
- 注意点
- 成分過敏症は禁忌。小児の承認年齢下限や小児専用量が示されている製剤として扱わない。OTCの類似製品の年齢制限と混同しない。
- ショック、局所刺激感、下腹部痛、下痢、残便感に注意。強い腹痛・嘔吐・出血があれば反復投与せず原因を評価する。
- 冷所保存し、小児の手が届かない場所に保管する。継続的な排便管理は浸透圧性下剤などを含む疾患別計画で確認する。
PMDA 新レシカルボン坐剤 電子添文(2022年9月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
貼付 · 経皮吸収型β2刺激薬
ホクナリンテープ0.5mg・1mg・2mg
ツロブテロール
- 対象
- 気管支喘息、急性・慢性気管支炎などの気道閉塞性障害に伴う症状の緩解。
- 使い方の確認
- 1日1回、胸・背中・上腕のいずれかへ貼付。0.5歳以上3歳未満は0.5mg、3歳以上9歳未満は1mg、9歳以上は2mg。成人は2mg。月齢・年齢と規格を確認し、前のテープを剥がしてから新しいものを貼る。
- 注意点
- 成分過敏症は禁忌。添文には小児用法があるが、小児等の有効性と安全性を指標とした臨床試験は未実施と記載されている。6か月未満の用法は設定されていない。
- 急性発作を速やかに止めるための薬ではない。呼吸苦が強いときに貼付枚数を増やして対応しない。ICSなどの抗炎症治療の代用にはしない。
- 動悸、頻脈、振戦、低カリウム血症に注意。他のβ2刺激薬の使用も確認する。貼付部のかゆみ・発赤を確認し、傷や湿疹のある場所を避け、場所を変える。
- 小児が剥がして口に入れないよう注意する。剥離防止や扱い方は添文・製品説明に沿って保護者へ説明する。
PMDA ホクナリンテープ 電子添文(2024年7月改訂) · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
浣腸 · 浣腸剤
グリセリン浣腸液50%「ケンエー」(グリセリン50mL/100mL、複数容量・容器あり)
グリセリン
- 対象
- 便秘、腸疾患時の排便。
- 使い方の確認
- 添文の通常量は1回10〜150mLを直腸内へ注入し、年齢・症状で調整する。この幅を乳幼児の推奨量や上限として使わず、年齢・体格・便塞栓・採用容器に合わせた具体量と挿入方法を医師が指示する。
- 注意点
- 腸管出血・腹腔内炎症、穿孔またはその疑い、強い全身衰弱、下部消化管術直後、嘔吐・激しい腹痛など急性腹症の疑いは禁忌。
- 乳児では反応を十分に観察する。無理な挿入は直腸損傷を起こし、グリセリンの血管内流入により溶血・腎不全につながり得る。抵抗・疼痛・出血があれば中止する。
- 立位で実施しない。容器とチューブの挿入長・潤滑・体位を確認し、ゆっくり注入する。液だけでなく器具の安全確認も行う。
- 連用への依存を避け、便秘の維持治療を組み直す。効果不十分時に自己判断で量や回数を増やさない。
PMDA グリセリン浣腸液50%「ケンエー」 電子添文 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 保湿・皮膚保護
白色ワセリン「日医工」
白色ワセリン
- 対象
- 皮膚保護、軟膏基剤。
- 使い方の確認
- 皮膚保護に適量を用いる。塗布範囲・回数は皮膚の状態と指示で調整する。
- 注意点
- 感染症や湿疹の炎症を治療する薬ではない。
- 採用品ごとの添加剤を確認する。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 保湿・皮膚保護
ヒルドイドクリーム・ソフト軟膏・ローション・フォーム0.3%
ヘパリン類似物質
- 対象
- 皮脂欠乏症など。
- 使い方の確認
- 1日1〜数回、適量を使用。剤形により塗擦・塗布・ガーゼ貼付の用法を確認する。
- 注意点
- 出血性血液疾患、わずかな出血が重大な結果につながる患者は禁忌。
- 潰瘍・びらん面への直接塗擦・塗布を避ける。フォームは火気に注意。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · ステロイド外用
ロコイド軟膏・クリーム0.1%
ヒドロコルチゾン酪酸エステル
- 対象
- 湿疹・皮膚炎など。
- 使い方の確認
- 通常1日1〜数回、適量を塗布。部位、皮疹、年齢に応じて回数・期間を指示する。
- 注意点
- 長期・大量・広範囲や密封使用を避ける。小児のおむつ部は密封と同様の作用に注意。皮膚感染症への単独使用や眼への使用を避け、眼瞼は眼圧上昇等に注意する。
- 改善しない場合や悪化時は中止・再評価する。
- 成分過敏症、疥癬等、潰瘍(ベーチェット病を除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷、鼓膜穿孔を伴う外耳道炎には使用しない。感染性皮膚疾患の禁忌・例外条件は電子添文を確認する。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · ステロイド外用
リンデロン-V軟膏・クリーム0.12%
ベタメタゾン吉草酸エステル
- 対象
- 湿疹・皮膚炎など。
- 使い方の確認
- 通常1日1〜数回、適量を塗布し、症状に応じて調整する。
- 注意点
- 長期・大量・広範囲や密封使用を避ける。小児のおむつ部は密封と同様の作用に注意。皮膚感染症への単独使用や眼への使用を避け、眼瞼は眼圧上昇等に注意する。
- リンデロン-VGなど抗菌薬配合剤とは区別する。
- 成分過敏症、疥癬等、潰瘍(ベーチェット病を除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷、鼓膜穿孔を伴う外耳道炎には使用しない。感染性皮膚疾患の禁忌・例外条件は電子添文を確認する。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · ステロイド外用
アンテベート軟膏・クリーム・ローション0.05%
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル
- 対象
- 湿疹・皮膚炎など。
- 使い方の確認
- 通常1日1〜数回、適量を患部に塗布する。
- 注意点
- 長期・大量・広範囲や密封使用を避ける。小児のおむつ部は密封と同様の作用に注意。皮膚感染症への単独使用や眼への使用を避け、眼瞼は眼圧上昇等に注意する。
- 症状改善後は速やかな中止・治療調整を検討し、漫然と継続しない。
- 成分過敏症、疥癬等、潰瘍(ベーチェット病を除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷、鼓膜穿孔を伴う外耳道炎には使用しない。感染性皮膚疾患の禁忌・例外条件は電子添文を確認する。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 非ステロイドの抗炎症外用
プロトピック軟膏0.03%小児用
タクロリムス
- 対象
- アトピー性皮膚炎。既存療法より本剤が適切な場合に検討。
- 使い方の確認
- 小児は1日1〜2回。1日2回の場合はおよそ12時間間隔。年齢・体重別の1回上限の目安は下表。上限量を毎回塗るという意味ではない。
1回塗布量の上限の目安| 年齢(体重) | 量 |
|---|
| 生後6か月〜2歳未満(10kg未満) | 0.5g |
|---|
| 2〜5歳(10kg以上20kg未満) | 1g |
|---|
| 6〜12歳(20kg以上50kg未満) | 2〜4g |
|---|
| 13歳以上(50kg以上) | 5g |
|---|
- 注意点
- 2026年10月改訂:低出生体重児、新生児、生後6か月未満は禁忌。高度腎障害・高度高K血症、潰瘍・明らかなびらん、魚鱗癬様紅皮症(Netherton症候群等)、成分への過敏症、PUVA等の紫外線療法中も禁忌。
- 2週間以内に改善しない/悪化した場合は中止。皮膚感染症は原則使用を避けて治療を優先し、密封・重層法は行わない。日光への曝露を最小限にする。
- 重度の皮疹または広範囲に塗布する場合は、開始2〜4週後と以後必要時に腎機能検査を行う。小児AD治療に精通した医師のもとで使用する。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 非ステロイドの抗炎症外用
コレクチム軟膏0.25%・0.5%
デルゴシチニブ
- 対象
- アトピー性皮膚炎。
- 使い方の確認
- 小児は0.25%を1日2回。症状に応じて0.5%を使用できる。1回5gを超えず体格を考慮し、塗布は体表面積30%までを目安にする。
- 注意点
- 6か月未満等は有効性・安全性を指標とした臨床試験なし。感染部位、粘膜・潰瘍・明らかなびらんを避ける。
- 0.5%で4週間以内に改善しない場合は中止。改善後は0.25%への変更・継続の必要性を検討する。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 非ステロイドの抗炎症外用
モイゼルト軟膏0.3%・1%
ジファミラスト
- 対象
- アトピー性皮膚炎。
- 使い方の確認
- 小児は0.3%を1日2回。症状に応じて1%を使用できる。皮疹の面積0.1m²あたり1gを塗布量の目安とする。
- 注意点
- 生後3か月未満等は有効性・安全性を指標とした臨床試験なし。感染部位、粘膜・潰瘍・明らかなびらんを避ける。
- 1%で4週間以内に改善しない場合は中止。改善後は0.3%への変更・継続の必要性を検討する。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 保湿・皮膚保護
アズノール軟膏0.033%
ジメチルイソプロピルアズレン
- 対象
- 湿疹、熱傷その他の皮膚疾患によるびらん・潰瘍。
- 使い方の確認
- 通常、症状により適量を1日数回塗布する。SSSSでは当院の個別指示で部位・量・回数・期間を確認する。
- 注意点
- 眼科用に用いない。接触皮膚炎・刺激症状が出た場合は見直す。
- SSSSではアクアチムも患部に塗布する院内方針院内。全身抗菌薬や支持療法の代わりにはしない。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 抗菌外用
アクアチム軟膏1%
ナジフロキサシン
- 対象
- 感性菌による表在性・深在性皮膚感染症。
- 使い方の確認
- 電子添文は適量を1日2回。SSSSでは当院の個別指示で部位・量・回数・期間を確認する。
- 注意点
- 1週間で効果がなければ中止・再評価。感受性と必要最小限の使用期間を確認する。
- 乳幼児等の臨床試験なし。眼科用に用いない。SSSSの全身治療を外用だけに置き換えない。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 抗菌外用
フシジンレオ軟膏2%
フシジン酸ナトリウム
- 対象
- 感性菌による皮膚感染症。
- 使い方の確認
- 患部を清潔にした後、1日数回適量を塗布、または無菌ガーゼ等にのばして貼付する。
- 注意点
- 感受性と必要最小限の使用期間を確認し、漫然と使用しない。
- 感作・刺激症状に注意し、眼科用に用いない。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 抗菌外用
ゲンタシン軟膏0.1%
ゲンタマイシン硫酸塩
- 対象
- 感性菌による表在性皮膚感染症、二次感染など。
- 使い方の確認
- 1日1〜数回塗布、またはガーゼ等にのばして貼付する。
- 注意点
- 菌種・耐性を確認し、黄色ブドウ球菌を想定して一律に選ばない。
- 感作に注意。長期・大量使用を避け、眼科用に用いない。
- ゲンタマイシン、他のアミノグリコシド系抗菌薬、バシトラシンへの過敏症既往は禁忌。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · 抗真菌外用
ルリコンクリーム・軟膏1%
ルリコナゾール
- 対象
- 白癬(足・体部・股部)、カンジダ性指間びらん・間擦疹、癜風。
- 使い方の確認
- 1日1回、患部に塗布する。塗布範囲・継続期間は部位や病型で確認する。
- 注意点
- 小児を対象とした有効性・安全性の臨床試験は未実施。湿疹との鑑別や真菌検査の必要性を確認する。
- 著しいびらん面には使用しない。接触皮膚炎や刺激症状、眼・粘膜への付着に注意する。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
塗布 · ざ瘡治療外用
ベピオゲル・ローション2.5%
過酸化ベンゾイル
- 対象
- 尋常性ざ瘡。
- 使い方の確認
- 1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布する。
- 注意点
- 12歳未満の臨床試験なし。眼・口唇・鼻翼・粘膜、傷や湿疹のある皮膚を避ける。
- 強い刺激・過敏反応では中止。衣類や毛髪の漂白に注意し、5%ウォッシュ製剤の用法と混同しない。
PMDA 電子添文・医薬品情報 · 確認 2026-10-30 · 関連する疾患
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