6-9 尋常性疣贅・足底のいぼ

緊急

6-9尋常性疣贅・足底のいぼ

病態・根拠
このページの目次13項目

1病態と認識

HPVによる良性の皮膚病変。自然消失もあるが月~年単位で続き、部位と痛み、拡大や本人の希望で治療を選ぶ。[1][2]

  • 角化性丘疹の分布と経過、痛み、出血、免疫状態を確認。典型例は視診中心だが、鶏眼や胼胝などと鑑別する。[1][2]

2鑑別と見逃しを避ける所見

起点手がかり考える病態・行動
足底の角化皮紋・形態と圧迫時痛疣贅と鶏眼/胼胝を区別する。[1]
いぼ様の増殖急成長・潰瘍や治療不応別病変を考えて皮膚科/生検を検討。[2]

表は横にスクロールできます →

3検査の使い方と限界

  • 通常のいぼと異なる形、治療反応不良では診断を再検討。性器病変は年齢や経緯を含め専門評価し感染経路を見た目だけで決めない。[1][2]

4初期対応・経過と専門診療への境界

  • 経過観察、サリチル酸、液体窒素などから年齢・部位・痛みと通院負担で選ぶ。凍結は疼痛や水疱、色素変化を説明する。[1][2]
  • 数週単位で大きさ、個数、痛みと副反応を確認し、改善しなければ診断/方法を再検討。[1][2]

5帰宅・外来フォロー

  • 典型的で危険所見がなく、ケアと治療反応の確認が可能。[1][2]

6入院・継続観察

  • 通常は入院不要。急性の感染や別疾患を疑う場合はその病態で判断。[2]

7専門相談・搬送

  • 非典型、難治、特殊部位、多発/免疫抑制は皮膚科。[2]

8避けること・適用上の注意

  • 削る/切るなどの自己処置を勧めない。痛みを無視して同じ凍結を漫然と続けない。顔・性器へ一般の市販薬を一律に勧めない。[1][2]
  • ヨクイニン等の効果を保証しない。肛門性器病変の感染経路は年齢や病歴を含む別評価が必要。

専門治療の固定オーダーや院内の採用薬・連絡先は、この原稿の作成だけで確定しない。病態の悪化は検査や通常の紹介予約を待たず再評価する。

9出典と適用範囲

根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。

10臨床医が迷う場面

11痛くないいぼにも、すぐ液体窒素を始める?

自然消退の可能性と治療の痛み、通院負担を共有する。歩行痛や生活上の支障、増加、本人の希望があれば治療を検討する。足底の角化病変は鶏眼などと鑑別し、診断が不確かなまま凍結を反復しない。

根拠:日本皮膚科学会 尋常性疣贅GL2019

12凍結治療を続けても残るとき、強く焼けばよい?

病変の大きさと反応を記録し、処置の間隔・方法と痛み・水疱の負担を再評価する。漫然と長期反復せず、診断の再確認と別の治療を皮膚科で相談する。急速増大、潰瘍・出血、免疫不全のある児は早めに専門評価へ回す。

根拠:日本皮膚科学会 尋常性疣贅GL2019

13市販の角質を溶かす薬を顔や爪周囲にも使える?

部位で刺激や瘢痕のリスクが異なるため一律に勧めない。顔面、外陰部、爪周囲、診断不明の病変は皮膚科で治療を選ぶ。使用する場合は製品の対象年齢・部位を守り、正常皮膚への付着や痛み・びらんがあれば中断して確認する。

根拠:日本皮膚科学会 尋常性疣贅GL2019

一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。

スペースで絞り込み(例:夜尿症 休薬)↑↓ 移動 / Enter 開く