9-5小児尿路結石
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 痛みが管理でき飲水可能で、感染/閉塞の緊急性がなく再診を確保した場合に外来観察を検討する。[2]
6入院・継続観察
- 制御困難な疼痛・嘔吐、発熱/感染、尿路閉塞や腎機能障害は病院で評価する。[2]
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] NIDDK Diagnosis of Kidney Stones in Children。小児、検尿・代謝評価・エコー優先 確認: 2026-10-23。
- [2] NHS Kidney stones。成人小児共通の症状と受診目安。成人飲水量は採用しない 確認: 2026-10-23。
- [3] NHSGGC 小児Nephrolithiasis/nephrocalcinosis管理。小児の閉塞結石は救急。敗血症時の抗菌薬・ドレナージと感染制御後の根治処置。海外薬量は採用しない。 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11発熱を伴う側腹部痛を、鎮痛して自然排石待ちにしてよい?
感染を伴う尿路閉塞は緊急性がある。尿・血液培養と抗菌薬、泌尿器科によるドレナージ評価を並行し、解熱や自然排石を待たない。無尿、孤立腎の閉塞も急ぐ。痛みが軽くなったことだけで閉塞や感染が解消したと判断しない。
12結石が出て痛みが消えれば、精査は終了?
小児では再発や背景の代謝異常・尿路異常を評価する。可能なら排出した石を分析し、尿検査と必要な血液・代謝検査を相談する。食事やサプリ、薬剤、家族歴も確認し、成長を損なわない再発予防を専門医と計画する。成人の飲水量を一律に当てはめない。
13初回からCTで結石を探す?
小児ではまず超音波を中心に評価し、被ばくと得られる情報を考える。超音波で不明でも症状・閉塞の疑いが続く場合は、泌尿器科と追加画像を判断する。鎮痛不能、発熱、尿量低下があれば画像の確定まで待たず緊急相談する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。