9-8停留精巣・陰嚢水腫
病態・根拠
このページの目次9項目
1精巣の位置と水腫は別に確認する
2診察と検査の意義・限界
3緊急性と紹介時期
4観察を選ぶ時の説明
5出典・適用範囲
- [1] EAU 小児泌尿器GL2026 停留精巣。
- [2] EAU 小児泌尿器GL2026 陰嚢水腫。
現行EAU小児泌尿器GL2026の2章を確認。国内学会の旧リンクは取得不良で本文を再確認できず、国内の手術時期として断定していない。薬剤・性分化評価の具体手順は国内専門診療で決める。 確認日:2026-10-23。
6臨床医が迷う場面
7陰嚢に精巣が触れない。まず超音波を予約する?
暖かく落ち着いた環境で診察し、触知部位と陰嚢へ誘導できるかを記録する。画像だけでは腹腔内精巣の有無を確定できず、専門紹介を遅らせない。両側非触知や外性器の非典型所見がある新生児は、性分化・内分泌の評価も含め早急に相談する。
8移動性精巣と言われたら以後の診察は不要?
陰嚢内へ誘導でき安定するかを確認し、精巣が上昇していないか成長に合わせて再診する。以前触れていたことだけで停留精巣を除外しない。陰嚢へ戻らない、位置や大きさが変わる場合は泌尿器科へ再紹介する。
9痛みのない停留精巣なら学童まで手術を待てる?
生後6か月を過ぎて下降しない例は、自然下降を長く待たず専門科で手術時期を決める。妊娠週数、両側性、位置と合併所見を共有する。鼠径部の急な痛みや腫脹、嘔吐は予定手術の相談ではなく捻転・嵌頓として即時評価する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。