10-25慢性疾患の成人移行支援
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
- 準備状況を繰り返し評価し、疾患の要約、薬剤、重要な既往・禁忌、急変時対応を含む医療サマリーを共有する。[1]
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 急性問題がなく、継続受診と支援の担当を確保。[1]
6入院・継続観察
- 入院の要否は基礎疾患の急変・治療中断等により判断し、移行そのものを理由に固定しない。[1]
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] 日本小児科学会 成人移行支援推進提言 2023承認版。2023年学会誌承認版本文を直接HTTPで確認。検索で出る20220921の提言案は採用しない。 確認: 2026-10-23。
- [2] NICE NG43 Transition from childrens to adults services。発達に合う準備、調整役、転科前後の関係継続。英国の法制は転用しない。直接HTTP本文確認。 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
1118歳になったら成人科へ紹介して小児科は終了する?
年齢だけで区切らず、病態、本人の理解・意思決定、治療管理の力と成人側の受入体制を確認する。移行先の初診が実際に完了したかを確かめ、処方や緊急連絡の空白を作らない。必要なら併診し、担当の役割と切替時期を共有する。
12服薬を親任せにしている場合、移行を延期するしかない?
本人が説明できる病名・薬、受診や服薬でできることを段階的に増やす。支援が必要な能力を把握し、親の役割も急に切らない。認知・発達や身体機能に合う意思決定支援を整え、家族・多職種と継続できる方法を作る。
13成人科の予約を取ったが受診しなかった。本人の責任?
受診しにくい理由、費用・制度、学校仕事、病状理解や不安を確認する。必須薬の中断と急変リスクを先に評価し、現担当が治療継続を確保して成人側と再調整する。紹介状を出したことだけで引継ぎ完了としない。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。