11-8甲状腺(機能亢進・低下)
病態・根拠
このページの目次10項目
1ホルモンの変化と小児の症状
2検査を組み合わせる理由
3治療の目的と紹介
4抗甲状腺薬服用中の発熱・咽頭痛
5継続評価
6出典・適用範囲
[1][2]は国内小児内分泌学会の疾患解説、[3]は厚生労働省の重篤副作用対応マニュアル。薬剤量・採血間隔は症例と最新専門指針・添付文書で決める。先天性の資料を後天性低下の全治療へ一般化しない。 確認日:2026-10-23。
7臨床医が迷う場面
8抗甲状腺薬内服中に発熱した。抗菌薬だけ出してよい?
咽頭痛・発熱では無顆粒球症をまず除外する。抗甲状腺薬を止めて処方医へ連絡し、血算・好中球の緊急評価につなぐ。当直帯に分画が出ない当院では白血球総数だけで否定せず、検査可能な専門施設へ相談する。感染症として薬を追加するだけで待たない。
9動悸が減ったので、抗甲状腺薬を中止できる?
症状軽快と寛解は同じではない。甲状腺機能、抗体、服薬期間、副作用を処方医が評価して調整する。当院は新規開始・増減を行わず、飲み忘れや残薬を確認して専門外来へ引き継ぐ。動悸が再燃しても自己増量せず、発熱・意識変化があれば救急評価する。
10薬を飲み始めた児に、次の外来まで何を伝える?
発熱・咽頭痛など無顆粒球症を疑う症状と、服薬中止・速やかな連絡手順を説明する。開始初期は定期的な血液検査が必要で、検査予約と結果確認先を明確にする。学校活動は甲状腺機能が改善するまで負荷を調整し、処方医と再開時期を決める。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。