4-10血栓症・DICを疑うとき
病態・根拠
このページの目次12項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5入院・継続観察
6専門相談・搬送
7避けること・適用上の注意
8出典と適用範囲
- [1] ASH/ISTH Treatment of VTE in Pediatric Patients 2025。小児VTEの対象と成人との差、治療個別性。全文推奨は未採用。 確認: 2026-10-23。
- [2] 日本血栓止血学会 DIC診療ガイドライン2024。curl→pdftotextで病態概念・背景疾患別方針を確認。小児専用GLではない。 確認: 2026-10-23。
- [3] JCCG HLHの解説。HLHに伴うDICと凝固因子消費の国内小児専門資料。 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
9臨床医が迷う場面
10ライン側の腕が腫れた。Dダイマー高値だけで抗凝固を始める?
血栓の部位・症状、カテーテルとの関係を画像で評価し、出血リスクと原疾患を合わせる。Dダイマー単独で確定せず小児血液科に相談する。呼吸循環の急変は肺塞栓などを疑い緊急対応する。成人の薬量・治療期間を小児へそのまま用いない。
11カテーテル関連血栓があれば、ラインは直ちに抜く?
ラインが機能し今後も必要か、感染があるか、抗凝固下で症状が改善するかを確認する。必要性のあるラインを血栓だけで一律に抜去しない。不要・機能不良例も抜去時期と抗凝固を専門医と調整し、処置を先に進めない。
12症状が消えたら抗凝固を中止してよい?
症状消失だけで決めず、誘因が解消したか、血栓の残存、再発歴、出血、基礎疾患を再評価する。小児では誘発性血栓でも短期治療の対象条件があり、全員に同じ期間を当てはめない。処方医と画像・再診予定を確認して終了を判断する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。