11-2SLE・皮膚筋炎等の全身性膠原病を疑うとき
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
6入院・継続観察
- 神経、呼吸、腎、血管等の重症症状は専門施設の入院評価につなぐ。[1]
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] 国立成育医療研究センター 全身性エリテマトーデス。国内小児SLEの症状、重症臓器、尿検査の限界、専門管理。 確認: 2026-10-23。
- [2] American College of Rheumatology Juvenile dermatomyositis。2025年3月更新の学会家族資料。本文直接取得で筋力低下・皮疹・嚥下・臓器症状を確認。 確認: 2026-10-23。
- [3] 日本小児科学会 到達目標 第8版。領域10のSLE、皮膚筋炎、MCTD、強皮症等の紹介範囲。 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11抗核抗体が陽性なら、SLEとしてステロイドを始める?
抗核抗体だけでは診断も重症度も決めない。発熱、皮膚・粘膜、関節、血球、腎・神経症状をまとめ、感染症など別の原因を評価する。全身治療は専門医と相談し、単独の検査結果を治療開始の根拠にしない。重い臓器症状があれば確定診断を待たず連絡する。
12尿検査が正常なら、腎病変の評価は終了してよい?
SLEでは通常の尿検査だけでは腎病変の程度を十分に捉えられない場合がある。血圧、腎機能、蛋白尿の定量、全身の活動性と経過を合わせて専門医が判断する。むくみや尿量低下、血圧上昇があれば、直近の尿検査が軽微でも再評価を急ぐ。
13皮疹が主で筋肉痛がない。皮膚筋炎は考えなくてよい?
痛みより筋力低下として出ることがある。椅子からの立ち上がり、階段、腕を上げる動作を具体的に聞き、特徴的な皮疹と合わせて評価する。飲み込みづらさ、声の変化、呼吸症状は重い筋・臓器病変を疑い、外用だけで経過を見ず専門相談を急ぐ。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。