10-15睡眠の問題(夜泣き・眠れない・寝ぼけ)
病態・根拠
このページの目次10項目
1眠れない原因を分ける
2問診と鑑別の手がかり
3検査は疑う原因に合わせる
4治療計画
5再評価と安全
6出典・適用範囲
[1]は国内公的睡眠ガイド2023、[2]は豪州小児施設の解説。必要睡眠時間には年齢差・個人差があり、時間だけを診断基準にしない。豪州の処方・販売制度は転用していない。 確認日:2026-10-23。
7臨床医が迷う場面
8寝つきが悪いので、まず睡眠薬を処方してよい?
就床と起床の時刻、昼寝、画面、カフェイン、不安を確認し、一定の就寝前の習慣を家族と決める。必要な睡眠時間には個人差があるため時刻だけで病気としない。生活への影響が続く場合は身体疾患や心理的問題を再評価し、薬はその代わりにしない。
根拠:RCH 小児の睡眠の問題
9生活指導を守っても改善しないとき、何を聞き直す?
実際の睡眠日誌で、床にいる時間と眠っている時間、休日のずれ、日中の眠気を区別する。いびき、呼吸停止、痛み、かゆみ、不安など睡眠を妨げる原因も確認する。強い不安が持続する場合は家族の対応だけに任せず、心理・精神保健の支援へつなぐ。
根拠:RCH 小児の睡眠の問題
10就寝時の抵抗に家族が疲弊しているときは?
毎晩の交渉や叱責を増やすのではなく、短く一定の就床手順と、翌朝にできた行動を褒める方法を決める。保護者が実行できる小さな変更から始め、経過を再確認する。日中の機能低下や家族の負担が大きい場合は、睡眠専門への相談も検討する。
根拠:RCH 小児の睡眠の問題
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。