10-23不登校・こころのSOS
病態・根拠
このページの目次9項目
1不登校は一つの疾患名ではない
2診察で分けて確認すること
3緊急性と専門評価
自傷・自殺念慮、虐待、家で安全に過ごせない状態は登校支援の面談とは分けて当日評価する。重い抑うつやセルフケアの低下、食事水分を保てない状態も専門医療を要する。安全を保てない本人を一人で帰さず、上級医と児童精神科等への接続・保護を調整する。[2]
4支援計画と再評価
5出典・適用範囲
- [1] 文科省 不登校児童生徒への支援。
- [2] NICE 小児抑うつNG134。
[1]は国内の教育支援通知で医療の診断基準ではない。[2]は英国の小児抑うつGLで、すべての登校困難に抑うつがあるという意味ではない。英国の制度・薬剤承認は転用していない。 確認日:2026-10-23。
6臨床医が迷う場面
7登校できた日数だけを治療目標にしてよい?
本人の安全と健康、学び・人とのつながりを保つことを目標に含める。睡眠、身体症状、いじめや家庭・学校での困難を確認する。無理な登校の約束ではなく、本人ができる活動を小さく設定し、学校・相談先と役割と次の確認日を決める。
8朝の腹痛や起床困難は不登校が原因と考えてよい?
発症時期、休日にもあるか、食事と睡眠、体重や診察所見を確認する。起立性調節障害など身体疾患と抑うつ・不安を並行評価し、心理面だけに帰結させない。体重減少、血便、発熱や神経症状などがあれば身体の精査を優先する。
9死にたい気持ちはないと言えば、そのまま通常再診でよい?
一度の返答だけで決めず、最近の自傷、具体的計画・手段、焦燥、支えてくれる人と安全な居場所を確認する。切迫した危険や安全確保ができない場合は一人にせず緊急精神科連携へ。危険が切迫していなくても連絡先と早期再診を共有する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。