11-23反復熱・PFAPA・自己炎症性疾患を疑うとき
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
6入院・継続観察
- 状態不良や臓器障害を伴う場合は周期熱ラベルより急性病態を優先し入院を含め評価する。[1]
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] 厚労科研研究成果 PFAPA症候群の診断フローチャート。検索取得本文の鑑別・発作間炎症反応。原本openは429。2016研究成果。 確認: 2026-10-23。
- [2] Cincinnati Children’s Autoinflammatory Disease。専門施設の対象疾患、反復炎症、多臓器症状・誘因、検査と遺伝相談。 確認: 2026-10-23。
- [3] 小児慢性特定疾病情報センター 周期性好中球減少症。反復熱・口内炎等と好中球周期の鑑別。2014更新資料、治療は未採用。 確認: 2026-10-23。
- [4] American College of Rheumatology PFAPA Juvenile。2025年2月更新の学会家族資料。反復症状・発作間回復・特異検査がないこと・専門管理を本文確認。 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11ステロイドで解熱したらPFAPAで確定?
反応は参考になるが診断確定にはならない。発熱中と間欠期の状態、口内炎・咽頭炎・リンパ節、成長、感染の根拠を確認する。発作間にも体調不良が続く、血球異常や臓器所見がある場合は典型的PFAPAとして反復処方せず別疾患を評価する。
12発作のたびにステロイドを出してよい?
発作は短くなっても間隔が短縮することがある。発熱日誌で治療前後の期間・間隔と学校生活への影響を確認する。頻回に必要となる場合は量を積み重ねるより小児リウマチ科で予防治療や他の選択肢を相談し、感染症の再評価も続ける。
13扁桃摘出をすれば必ず治ると勧めてよい?
手術で改善する例はあるが、自然軽快もあり時期や利益は個別に異なる。発作頻度・欠席・薬の負担、診断の確からしさを整理し、専門医と耳鼻科で手術と保存療法を比較する。家族に確実な治癒を約束せず、経過と本人の負担を基に決める。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。