5-16肛門周囲膿瘍・裂肛
病態・根拠
このページの目次9項目
1乳児の病態と裂肛を分ける
2診察と鑑別の根拠
3検査と処置の選び方
4治療とフォロー
5出典・適用範囲
- [1] 北野病院 小児外科 肛門周囲膿瘍。
- [2] GOSH Anal fissure。
- [3] 東京医科大学 小児外科の治療。
[1][3]は国内小児外科施設の解説で、治療方針の幅がある。[2]は英国小児専門病院の裂肛解説。漢方や抗菌外用を一律の標準処方として追加していない。 確認日:2026-10-23。
6臨床医が迷う場面
7硬便のあと少量の鮮血。裂肛として何を調整する?
肛門の裂傷と便性状、排便時痛を確認し、便を軟らかく保って痛みからの排便我慢を断つ。出血の量が増える、軟便でも続く、腹痛・下痢・成長不良を伴う場合は裂肛だけと決めず別の腸疾患を評価する。
8肛門の赤い腫れを外用だけで追ってよい?
発熱、活気低下、波動、周囲へ広がる発赤を確認する。膿瘍は塗り薬だけでは解決しないことがあり、当院では切開排膿をせず小児外科へ紹介する。自宅で絞るよう指示せず、若年乳児の全身症状や急速な悪化は即日評価する。
9何度も同じ場所が腫れる乳児では何を確認する?
排便と局所の経過を記録し、痔瘻を含め小児外科で評価する。通常の乳児痔瘻の経過だけに当てはめず、年長での発症、複数病変、潰瘍・皮垂、下痢や成長不良は炎症性腸疾患・免疫異常の評価を相談する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。