5-10急性膵炎・胆道疾患
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 無症候性胆石は合併症・閉塞の有無を確認し、専門医と外来経過観察を検討する。[2]
6入院・継続観察
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
- 無菌性膵炎に予防抗菌薬を一律投与しない。長期絶食を全例の標準とせず、輸液量も一律に固定しない。[1]
- 2018膵炎輸液推奨の固定量を採用しない。2025BSPGHAN更新はアクセス不可のため詳細未確認。
専門治療の固定オーダーや院内の採用薬・連絡先は、この原稿の作成だけで確定しない。病態の悪化は検査や通常の紹介予約を待たず再評価する。
9出典と適用範囲
- [1] NASPGHAN Management of Acute Pancreatitis in the Pediatric Population。2018小児clinical report。成人外挿/専門家意見を含む 確認: 2026-10-23。
- [2] NASPGHAN GIKids Gallstones。学会患者資料、小児胆石の無症候/症候性・合併症 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11膵酵素が高ければ、腹痛の原因は膵炎で確定?
小児急性膵炎は典型的腹痛、膵酵素が正常上限の3倍以上、適合する画像所見のうち2項目以上で判断する。酵素上昇だけで確定せず、薬剤、外傷、胆道疾患など原因を確認する。全身状態が悪い場合は画像確定を待たず入院・専門評価を進める。
12酵素が正常になるまで絶食を続ける?
軽症では嘔吐や疼痛、全身状態を見ながら早期の経口・経腸栄養を検討する。酵素の正常化だけを再開条件にしない。輸液と鎮痛を調整し、飲めない状態や臓器障害が続けば専門医へ相談する。全例で長期絶食や静脈栄養を標準化しない。
13発熱がある膵炎には予防的に抗菌薬を出す?
無菌性膵炎そのものに一律の予防抗菌薬を投与しない。胆管炎、感染性合併症、他の感染源を評価して適応を決める。黄疸と発熱、胆道閉塞が疑われる場合は抗菌薬だけで完結させず、胆道の処置が可能な消化器・外科へ早期に相談する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。