1-12小児感染性心内膜炎
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 初期疑い例の帰宅を一律に認めない。安定例の外来静注等は専門チームが適応・監視体制を確認した場合のみ。[1]
6入院・継続観察
- 強い疑いや診断例は専門入院評価・治療を原則として相談する。[2]
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] AHA Infective Endocarditis in Childhood: 2015 Update。小児specific scientific statement。2015年、後続の診断基準更新とは区別 確認: 2026-10-23。
- [2] 日本感染症学会 クイック・リファレンス 感染性心内膜炎。2025年、全年齢、2023 Duke-ISCVIDにも言及。成人頻度/死亡率は不採用 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11心疾患のある児の長引く熱に、外来抗菌薬を試す?
人工物や手術歴、中心静脈路、新しい雑音と塞栓症状を確認する。安定していれば抗菌薬前に血液培養を採り循環器・感染症へ相談する。外来薬を反復すると培養診断を難しくする。ショックや心不全があれば培養のために治療を遅らせない。
12最初の心エコーで疣贅がなければ除外できる?
病初期や人工物がある場合は描出できないことがある。菌血症の持続と臨床所見から疑いが高ければ、再検や別の画像を専門科と検討する。単回の陰性エコーだけで抗菌薬を終了せず、培養結果と合併症の推移を合わせて判断する。
13解熱して培養が陰性化したら内服へ替える?
感染部位、原因菌、人工物、弁障害と塞栓リスクにより長期の治療計画が必要になる。発熱性UTIなどと同じ短期の内服切替を行わず、専門チームが期間・投与経路を決める。新たな心不全、伝導障害、持続菌血症は手術適応も含め再評価する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。