5-1Hirschsprung病関連腸炎(HAEC)
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- ごく軽症でも小児外科が外来治療と密な再評価を具体的に設定した場合に限って検討する。[2]
6入院・継続観察
7専門相談・搬送
- 疑った時点で担当小児外科へ連絡する。反復では吻合部/残存病変等の閉塞原因を再評価する。[2]
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] RCH Hirschsprung associated enterocolitis HAEC。小児救急評価、外科相談 確認: 2026-10-23。
- [2] APSA Guidelines for Diagnosis and Management of Hirschsprung-Associated Enterocolitis。2017年専門家コンセンサス、エビデンスlevel V。検索取得本文確認 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11Hirschsprung病の術後なら、発熱と下痢は通常の胃腸炎?
根治術後もHAECは起こる。悪臭便、腹部膨満、活気低下、血便や便量減少を確認し、軽く見えても担当小児外科へ連絡する。通常の胃腸炎として補水だけで帰宅させず、閉塞や敗血症の兆候と既往のHAECを評価する。
12便が出ていないなら通常の浣腸をしてよい?
HAEC疑いでは一般便秘と同じ自己流の浣腸で完結させない。絶食、補液、必要な胃管減圧・抗菌薬を重症度に応じて外科主導で進める。直腸洗腸は訓練を受けた担当者が手順に従い実施し、腹膜刺激症状やショックがあれば緊急搬送する。
13抗菌薬で軽快した後、繰り返すHAECはどうする?
反復例では吻合部狭窄などの機械的閉塞、残存病変、排便機能を外科で再評価する。発熱が消えたことだけで追跡を終えず、腹部膨満・便通、洗腸と再発時連絡の計画を整える。家族が対応できない場合は外来管理の適否を見直す。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。