6-7小児の脱毛・円形脱毛症
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
6入院・継続観察
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] 日本皮膚科学会 円形脱毛症GL2024。病態、鑑別、治療選択、心理社会的負担。小児の全身薬の適応は個別確認。 確認: 2026-10-23。
- [2] AAD Hair loss overview。多様な脱毛原因、感染、牽引、原因に応じた対応。円形脱毛症専門GLではない。 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11円い脱毛なら、検査なしでステロイド外用を始める?
鱗屑、発赤、膿疱、折れた毛がないかを先に確認する。感染性の脱毛などでは治療が異なり、ステロイド単独で悪化を隠すことがある。滑らかな脱毛斑でも急速な拡大、眉毛・睫毛や爪の変化を記録し、診断が不確実なら皮膚科へ紹介する。
12小さな円形脱毛症が一つだけなら、全身薬が必要?
範囲、経過、年齢、本人の希望から観察や局所療法を検討する。小範囲には自然軽快もある一方、拡大や再発もあるため写真などで変化を追う。全身ステロイドやJAK阻害薬を一律に始めず、進行例では適応年齢と安全監視を含め専門医が判断する。
13ストレスが原因と説明し、検査も治療もせずよい?
円形脱毛症は自己免疫が関与する疾患で、本人の気持ちだけを原因にしない。脱毛の進行と学校・家庭での負担を別々に評価する。外見を補う工夫も治療の一部であり、症状の説明や学校への配慮を本人の希望に沿って相談する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。