2-14先天性吸気性喘鳴・喉頭軟化症
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
- 耳鼻科で柔軟性喉頭鏡等により構造と動きを確認し、重症や非典型なら下気道・睡眠/嚥下も評価する。[1]
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 軽症と専門診断され、呼吸/哺乳・成長と再診を確認できる場合に外来観察する。[1]
6入院・継続観察
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
- SpO2が保たれていることだけで重症閉塞を否定しない。低酸素は遅い所見であり、喘鳴が小さくなっても空気流入低下なら悪化を考える。[2]
- 逆流治療の一律投与は根拠/更新差を未確認のため推奨に含めない。
専門治療の固定オーダーや院内の採用薬・連絡先は、この原稿の作成だけで確定しない。病態の悪化は検査や通常の紹介予約を待たず再評価する。
9出典と適用範囲
- [1] American Thoracic Society Laryngomalacia。学会患者資料。症状・検査・重症時介入 確認: 2026-10-23。
- [2] RCH Acute upper airway obstruction。小児急性閉塞。先天疾患の増悪時に使用 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11出生後から音がするが、自然に治るとして待てる条件は?
喉頭軟化症の多くは成長に伴い軽くなるが、音の大きさだけで判断しない。哺乳量、むせ、陥没呼吸、無呼吸、チアノーゼと体重増加を確認する。軽症で哺乳と成長が保たれていれば追跡できるが、症状が強い例は早期に耳鼻科・呼吸器科へ紹介する。
根拠:ATS 喉頭軟化症
12喉頭軟化症が疑わしいとき、全例でCTを撮る?
病歴と診察に基づき、必要時に専門医が軟性喉頭鏡などで構造と動きを確認する。典型的な音だけで他の気道病変を否定せず、診断が不明、経過が非典型、哺乳や成長に影響する場合は専門評価へつなぐ。検査法は気道の安全を含めて選ぶ。
根拠:ATS 喉頭軟化症
13哺乳時のむせと体重増加不良が出たら経過観察を続ける?
以前より哺乳に時間がかかる、むせる、体重が増えない場合は重症度を見直す。嚥下や気道の評価を依頼し、栄養方法と必要な介入を専門チームで検討する。無呼吸や青くなる発作、強い呼吸困難があれば定期予約を待たず緊急評価とする。
根拠:ATS 喉頭軟化症
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。