9-7先天性腎尿路異常(CAKUT)
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 全身が安定し閉塞の緊急性がなく、画像・腎機能の追跡を確保できれば外来で管理する。[2]
6入院・継続観察
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] 日本腎臓学会 小児の腎疾患(CAKUT)。国内学会一般向け。CAKUT部分のみ使用 確認: 2026-10-23。
- [2] NIDDK Hydronephrosis in Newborns。出生前/新生児水腎症、閉塞・逆流・治療選択 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11出生前に水腎症を指摘されたが、元気なら確認不要?
症状がなくても出生後の腎尿路評価を予定する。出生前画像、片側か両側か、尿量、感染歴を確認し、エコーと必要な腎機能評価へつなぐ。改善する例もあるため直ちに手術とは決めず、重症度と閉塞・逆流の有無に応じて追跡する。
根拠:NIDDK 新生児水腎症
12水腎症なら全例に予防抗菌薬を開始する?
予防抗菌薬は全例一律ではなく、拡張の程度、尿路感染歴、逆流や閉塞などの病型を踏まえて専門医と決める。継続する場合は目的と見直しの予定を共有し、発熱時は予防内服中でも尿路感染を除外せず、早期の尿検査と診察につなぐ。
根拠:NIDDK 新生児水腎症
13軽度と言われた水腎症が増大した場合、何を変える?
過去画像と比べて悪化が続く場合は、自然軽快を待つだけにせず、腎機能と排尿状態を含め専門医へ再相談する。特に両側病変、尿量低下、感染を伴う場合は優先度を上げる。拡張の大きさだけでなく尿流への影響から介入を判断する。
根拠:NIDDK 新生児水腎症
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。