9-6小児慢性腎臓病(CKD)
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 安定例は小児腎臓専門医の計画に沿った定期診療を行う。[1]
6入院・継続観察
- 急な腎機能低下、重い高血圧・体液過剰・電解質異常、摂取不良は入院評価を検討する。[2]
7専門相談・搬送
- 小児CKDと診断した場合は基本的に小児腎臓専門医の診療へつなぐ。[1]
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] 日本腎臓学会 CKD診療ガイド2024 第17章 小児CKD。国内小児CKDの診断・機能評価・管理 確認: 2026-10-23。
- [2] NIDDK Kidney Disease in Children。小児腎疾患・合併症と管理。薬別用量の資料ではない 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11Crが成人の正常範囲内なら、腎機能は正常?
小児のCrは年齢、性別、身長・筋肉量に左右される。成人基準に当てはめず、小児の基準と推算式、過去の値を用いる。単回値だけで慢性とも決めず、蛋白尿、血圧、画像、成長経過を合わせて評価し、異常が続けば小児腎臓専門医へつなぐ。
12風邪で飲めないCKD児の普段の薬はそのままでよい?
脱水、尿量低下、血圧、腎機能・電解質を評価する。薬の排泄や腎血行動態に影響するため、普段の処方と市販薬を確認し、休薬・用量調整の要否を主治医と相談する。NSAIDsを自己追加させず、乏尿・呼吸苦・意識変化は予定を待たず緊急対応する。
13腎機能を守るため、蛋白と水分を厳しく制限する?
成人用の制限食を一律に適用しない。成長に必要な栄養と体液・電解質の状態、原疾患に応じて調整する。低身長や体重増加不良、貧血、骨代謝も継続評価し、腎臓医・栄養士と計画する。多尿型と浮腫・乏尿を同じ飲水指示で扱わない。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。