10-21脳性麻痺・運動発達の遅れ
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
- 周産期歴と発達経過、筋緊張・反射・姿勢・嚥下を確認。原因不明時のMRIは専門診療で相談し、画像単独で将来を断定しない。[1]
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 呼吸・栄養が安定し、発達評価と療育の予定がある。[1]
6入院・継続観察
- 誤嚥性呼吸障害、栄養水分を保てない場合は入院評価を検討。[1]
7専門相談・搬送
- 小児神経・発達、多職種リハビリ、必要に応じ嚥下・整形・眼耳科へ。[1]
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] NICE NG62: Cerebral palsy in under 25s。25歳未満の脳性麻痺。早期徴候、進行性疾患の除外、嚥下・多職種ケア。直接HTTP本文確認。 確認: 2026-10-23。
- [2] CDC Screening for Cerebral Palsy。発達の継続観察、スクリーニングと診断評価の区別。米国の療育申請先は転用しない。 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11脳性麻痺の診断が確定するまでリハビリを待つ?
診断名の確定と支援開始を分ける。運動の非対称、筋緊張、発達の遅れがあれば専門評価と早期支援につなぎ、姿勢・移動・遊びの困りごとに対応する。栄養、嚥下、視聴覚、家族の負担も確認し、画像の結果だけを待って介入を遅らせない。
12以前できていたことができなくなった。脳性麻痺の自然経過?
新しい退行や筋力低下は診断を見直す理由になる。痛みや感染、薬剤、整形外科的問題に加え進行性神経疾患などを評価する。既存の診断に固定せず、小児神経へ早期に再紹介する。急な局在所見、意識や呼吸の変化があれば緊急対応する。
13むせるが体重は保てている。食事方法はそのままでよい?
体重だけで嚥下の安全性は判断しない。食事中の咳・呼吸変化、反復肺炎、食事時間と疲れを確認し、嚥下・栄養の専門評価につなぐ。姿勢や食形態の調整を多職種で行い、無理な経口摂取を続けない。急性の呼吸障害があれば先に安定化する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。