11-6外性器の非典型所見・先天性副腎過形成
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 専門医が代謝安定と内服・体調不良時対応の理解を確認してから外来へ移る。[1]
6入院・継続観察
- クリーゼ疑い、電解質/血糖異常、哺乳不良は入院で評価・治療する。[1]
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] 21-水酸化酵素欠損症の診断・治療ガイドライン2021。国内合同GL。外性器所見全疾患を網羅するものではない 確認: 2026-10-23。
- [2] Endocrine Society Congenital Adrenal Hyperplasia Guideline Resources。2018年GL推奨要点と共同意思決定 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11スクリーニングの返事待ちだが、嘔吐と脱水がある。待ってよい?
新生児の体重減少、低血糖、低Na・高K、循環不全では副腎クリーゼを疑い、スクリーニング確定を待たない。採れるなら治療前のホルモン等を保存するが、採血のために輸液と糖質コルチコイドを遅らせず、小児内分泌・NICUへ直ちに相談する。
12外性器が典型的に見える男児なら、塩喪失型CAHは除外できる?
できない。男児では外性器所見だけで発見されず、嘔吐・体重増加不良・脱水から塩喪失が顕在化することがある。家族歴とスクリーニング結果を確認し、電解質・血糖を評価する。外性器の見た目より全身状態を優先し、疑いがあれば専門評価につなぐ。
13維持薬内服中に胃腸炎で薬を吐く。次の内服まで待つ?
発熱やストレス時は通常の維持量で足りないことがあり、嘔吐で内服を保てない場合は注射薬を含む緊急対応が必要になる。本人のシックデイルールと緊急カードを確認し、低血糖・脱水を評価する。自己判断で中断させず処方医と相談し、循環不全なら救急対応する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。