6-10尋常性痤瘡
病態・根拠
このページの目次13項目
1病態と認識
2鑑別と見逃しを避ける所見
3検査の使い方と限界
4初期対応・経過と専門診療への境界
5帰宅・外来フォロー
- 外用の使い方と副反応、再診時期を共有できる。[1]
6入院・継続観察
7専門相談・搬送
8避けること・適用上の注意
9出典と適用範囲
- [1] 日本皮膚科学会 尋常性痤瘡・酒皶治療GL2023。国内の病態、急性期/維持療法、抗菌薬適正使用、スキンケア。 確認: 2026-10-23。
- [2] AAD Acne clinical guideline。2024米国GL公式要約。抗菌薬とBPO、外用併用、重症・瘢痕等の専門治療。米国承認薬を国内に転用しない。 確認: 2026-10-23。
- [3] 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A アダパレンの注意。妊婦又は妊娠可能性のある女性への使用回避。個別処方では採用製剤の現行添付文書を確認する。 確認: 2026-10-23。
根拠調査日: 2026-10-23。医師による逐条確認と院内適合性の確認は未完了。
10臨床医が迷う場面
11赤いニキビが減ったら、抗菌薬をそのまま維持する?
炎症が改善したら、抗菌薬を漫然と維持せず、面皰・微小面皰を抑える非抗菌薬の外用を検討する。再発時は塗布部位・実使用・刺激症状を確認して調整する。結節や瘢痕が増える場合は抗菌薬の延長だけで対応せず皮膚科へつなぐ。
12外用後の赤み・ヒリヒリは効いている証拠として続ける?
刺激症状と接触皮膚炎を評価し、強い紅斑、腫れ、水疱では一旦中止して診察する。軽い乾燥でも塗布量・頻度・併用化粧品を確認し保湿を調整する。刺激を我慢させて増量しない。アダパレンでは妊娠の可能性も処方前に確認する。
13見た目は軽症だが学校を休みたいほど悩んでいる。経過観察でよい?
皮疹数だけで軽症と決めない。瘢痕形成、顔・背中の範囲、いじめや本人の生活への影響を聞き、治療目標を共有する。治療を十分実施しても改善しない、瘢痕が進行する、心理的負担が強い場合は早めに皮膚科へ紹介する。
一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。