遷延する発熱の再評価・専門連携|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

遷延する発熱の再評価・専門連携

原因が定まらない発熱で、全身状態・診察推移・検査計画をまとめる入院評価案。受入適応は個別相談。

適用対象・除外条件

原因が定まらない発熱で、全身状態・診察推移・検査計画をまとめる入院評価案。受入適応は個別相談。

このパスだけで判断しない状況

  • 新生児・免疫不全・院内発熱は別評価
  • 敗血症、川崎病、悪性疾患など疑えば対応する専門経路へ

経過と次へ進む条件

  1. 時間軸と見落としを見直す

    • 発熱パターン、薬剤、渡航・動物接触、体重、消失した症状を再聴取する
    • 皮膚、粘膜、心音、関節、リンパ節と肝脾を再診察する

    次へ進む条件・判断

    • 全身状態が安定し検査計画を上級医と合意
  2. 段階的に検査を選ぶ

    • 経過と診察に沿って培養・血算・尿・画像などを選び、無差別な検査追加を避ける
    • 安定例の経験的抗菌薬は原因検索と相談の上で判断。悪化時は敗血症対応に切り替える

    次へ進む条件・判断

    • 診断の手掛かりか次に必要な専門評価が定まる
  3. 結果を統合して診療先を決める

    • 感染・炎症・悪性疾患の可能性と未確認検査を整理する
    • 専門診療が必要なら紹介し、安定例の外来移行は再評価日を確保する

    次へ進む条件・判断

    • 入院継続・専門紹介・外来追跡の方針が明確

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 循環不良・意識変化
  • 川崎病・血液悪性疾患・深部感染などを疑う所見
  • 体重減少・血球異常・臓器障害

退院・専門診療への移行を判断する条件

  • 外来移行は全身状態と原因評価から上級医が判断
  • 未確定検査の確認者と再受診日・悪化条件が明確

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • この疾患を院内で観察する適応と期間
  • ESR・血液像・画像など夜間不可検査の手配
  • 小児感染症・膠原病・血液の相談先

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. RCH — Prolonged fever(参照確認 2026-10-02)
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