市中肺炎|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

市中肺炎

酸素・水分管理などのために入院した、合併症のない市中肺炎。

適用対象・除外条件

酸素・水分管理などのために入院した、合併症のない市中肺炎。

このパスだけで判断しない状況

  • 新生児の肺炎
  • 免疫不全・院内肺炎
  • 膿胸・呼吸不全は専門診療へ

経過と次へ進む条件

  1. 入院時に重症度を揃える

    • 呼吸仕事量・酸素需要・飲水量を記録する
    • 検査は重症度と合併症疑いに応じて選び、抗菌薬の必要性・投与経路を決める

    次へ進む条件・判断

    • 一般病棟で呼吸と循環を維持できる
  2. 治療反応を評価する

    • 酸素需要・呼吸数・活動性・摂取量の変化を追う
    • 改善しない場合は胸水・膿胸、病原体、診断の再検討を行う

    次へ進む条件・判断

    • 呼吸状態と経口摂取が改善する
  3. 経口治療へつなぐ

    • 抗菌薬継続が必要なら内服への切替と終了予定を確認する
    • 不要な酸素・輸液を終了し、家庭での管理を確認する

    次へ進む条件・判断

    • 酸素化と経口摂取が保たれる

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 酸素需要の増加・呼吸疲弊・意識変化
  • 胸水・膿胸など合併症を疑う
  • 適切な治療後も改善が乏しい場合は画像を含め再評価

退院前に確認すること

  • 呼吸状態が安定し、酸素投与なしで適切な酸素化を維持できることを確認する(基礎疾患のある児は個別の目標で判断)
  • 家庭で水分・必要な内服をとれる
  • 再受診条件と再診先が決まっている

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 抗菌薬の選択と期間、内服切替基準
  • 酸素の目標・離脱後観察時間
  • 夜間画像・専門相談の手順

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Community acquired pneumonia(参照確認 2026-10-02)
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