急性糸球体腎炎|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

急性糸球体腎炎

感染後急性糸球体腎炎を疑う典型例で全身状態が安定している児の夜間観察と、日勤帯の専門相談。

適用対象・除外条件

感染後急性糸球体腎炎を疑う典型例で全身状態が安定している児の夜間観察と、日勤帯の専門相談。

このパスだけで判断しない状況

  • 高血圧性脳症・肺水腫
  • 高カリウム血症・急性腎障害の増悪
  • 全身疾患・急速進行性糸球体腎炎を疑う所見はこのパスから除外し、速やかに専門相談する

経過と次へ進む条件

  1. 腎炎の重症度を評価

    • 血圧、体重増加、浮腫、呼吸、尿量を記録する
    • 腎機能・電解質・尿所見を確認し、必要な補体検査などを計画する

    次へ進む条件・判断

    • 緊急降圧・呼吸管理・透析を要しない
  2. 水分と血圧を監視する

    • 体重・出納・血圧の推移を評価する
    • 頭痛、嘔吐、視覚異常、呼吸苦を悪化徴候として確認する

    次へ進む条件・判断

    • 血圧・尿量・腎機能が安定
  3. 専門相談と退院後の評価

    • 水分・塩分管理や薬剤の必要性を専門医と相談する
    • 血圧・尿・腎機能・補体の再評価予定を明示する

    次へ進む条件・判断

    • 継続管理先と再評価日が決まる

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 頭痛・意識変化・けいれんを伴う高血圧
  • 肺水腫・乏尿・高K血症
  • 典型経過から外れる持続蛋白尿・低補体

退院・専門診療への移行を判断する条件

  • 血圧・腎機能・体液量が安定または改善
  • 尿と血圧の継続フォローが確保

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 小児腎臓相談先
  • 降圧・利尿・水分管理指示
  • 夜間の補体測定と結果追跡

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Post-streptococcal glomerulonephritis(参照確認 2026-10-02)
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