免疫性血小板減少症(ITP)|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

免疫性血小板減少症(ITP)

出血評価や末梢血液像の確認のため入院するITP疑い。

適用対象・除外条件

出血評価や末梢血液像の確認のため入院するITP疑い。

このパスだけで判断しない状況

  • 生命を脅かす出血
  • 他血球異常・肝脾腫・悪性疾患疑い

経過と次へ進む条件

  1. 出血と血算を合わせる

    • 血小板数だけでなく粘膜出血、頭痛、神経症状を評価する
    • 他系統の血算と末梢血液像を確認し、夜間鏡検不可なら翌朝の確認を手配する

    次へ進む条件・判断

    • 重症出血を認めず安全に観察できる
  2. 専門医と治療適応を判断

    • 皮膚出血と粘膜出血の推移を追う
    • 小児血液専門医と観察・治療の選択を相談する

    次へ進む条件・判断

    • 出血が安定し診断と方針が定まる
  3. 出血時の行動を共有

    • 頭部打撲・強い頭痛・持続出血時の受診を説明する
    • 活動制限と再検血算の日程を個別に決める

    次へ進む条件・判断

    • 家族が制限と受診条件を理解する

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 頭蓋内出血を疑う神経症状
  • 止まらない出血・循環不良
  • 血小板以外の血算異常・肝脾腫

退院・専門診療への移行を判断する条件

  • 出血が安定し専門医と外来管理を合意
  • 再検査日と緊急受診先が明確

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 小児血液専門医の相談先
  • IVIGなどの開始承認
  • 血液像の翌朝確認体制

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Immune thrombocytopenic purpura(参照確認 2026-10-02)
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