IgA血管炎|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

IgA血管炎

当院に入院したIgA血管炎。IVIGの開始量と採血日は院内方針(2026-10-28確認)。

適用対象・除外条件

当院に入院したIgA血管炎。IVIGの開始量と採血日は院内方針(2026-10-28確認)。

このパスだけで判断しない状況

  • 腸重積・消化管出血・急性腹症
  • 高度蛋白尿・腎機能障害は専門診療

経過と次へ進む条件

  1. 入院時:初期評価とIVIG開始

    • 腹痛、血便、腹膜刺激徴候と関節症状を評価し、血圧・尿検査・尿量を確認する
    • 当院ではIVIG 1.0 g/kgで治療を開始する。投与回数・反復・速度は採用品と個別指示で確認する

    次へ進む条件・判断

    • 外科的合併症を疑わず循環が安定。悪化時は予定採血日を待たず再評価
  2. 入院3日目ごろ:採血・再評価

    • 血液検査を行う。項目は症状、腎所見、IVIG投与後の経過を踏まえて指示する
    • 腹痛、血便、飲水・食事、血圧、尿所見・尿量の変化を評価する

    次へ進む条件・判断

    • 採血日だけで判断せず、症状と検査の推移から次の対応を決める
  3. 入院7日目ごろ:再採血・方針確認

    • 血液検査を再度行い、以後の治療・退院の方針を判断する
    • 強い腹痛・血便は腸重積等を再評価し、高血圧・乏尿・腎機能悪化は専門科へ相談する

    次へ進む条件・判断

    • 痛みと摂取が改善し、重症合併症がなく継続評価が可能
  4. 退院後:腎のフォローへつなぐ

    • 皮疹が改善しても、尿・血圧の定期評価を続ける計画を作る
    • 腹痛再燃、血便、浮腫、血尿の受診条件を説明する

    次へ進む条件・判断

    • 経過観察先と次回検査日が決まっている

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 間欠的激痛・血便・腹膜刺激徴候
  • 高血圧・腎機能低下・高度蛋白尿
  • 神経症状・呼吸症状

退院・専門診療への移行を判断する条件

  • 痛みと摂取が改善し重症合併症がない
  • 尿・血圧の経過観察先と日程が決まる

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • IVIG製剤、投与回数・反復・投与速度、投与手順
  • 入院3日目・7日目ごろの採血項目は病態に応じて指示
  • 尿フォロー期間と腎臓・外科の紹介先
  • ステロイドを開始する判断者

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — IgA Vasculitis(参照確認 2026-10-02)
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