IBD疑い・増悪の専門連携|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

IBD疑い・増悪の専門連携

初発IBD疑い、または既知のIBDで入院相当の増悪がある例の評価と紹介。

適用対象・除外条件

初発IBD疑い、または既知のIBDで入院相当の増悪がある例の評価と紹介。

このパスだけで判断しない状況

  • 当院で免疫抑制療法を新規導入するパスではない
  • 中毒性巨大結腸症・穿孔・大量出血は緊急搬送

経過と次へ進む条件

  1. 重症度と感染を評価

    • 血便・排便回数、腹痛、摂取、体重と循環を確認する
    • 免疫抑制中の発熱は感染も評価し、治療内容・直近ANC等を確認して主治医・上級医へ速やかに連絡する。FN疑い・不安定例は緊急経路へ

    次へ進む条件・判断

    • 免疫抑制中発熱は重症化を待たず主治医と合意し、観察・搬送・抗菌薬の適応を決める
  2. 専門チームと治療場所を決める

    • 必要な検体、補液、栄養と薬剤の扱いを専門医と相談する
    • 重症大腸炎は消化器・外科が協働できる施設へつなぐ

    次へ進む条件・判断

    • 検査・内視鏡・専門治療を担う施設が決まる
  3. 経過と処方を引き継ぐ

    • 症状、体重、検査、最終薬剤投与日を伝える
    • 確定診断、栄養・成長評価と治療の継続を専門チームに引き継ぐ

    次へ進む条件・判断

    • 受入側が必要情報と未確定結果を把握する

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 大量出血・循環不良
  • 腹部膨満・腹膜刺激徴候・重い全身症状
  • 免疫抑制中の重症感染疑い

転院・引継ぎ前に確認すること

  • このパスの到達点は専門診療への引継ぎ
  • 退院と免疫抑制薬の調整は主治医・専門チームが判断

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 小児消化器・外科の紹介経路
  • 便培養など感染評価の項目
  • 持参薬の継続・休薬を指示する担当

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. NICE — Inflammatory bowel disease: Specialist assessment(参照確認 2026-10-02)
  2. NICE NG130 — Ulcerative colitis: management(参照確認 2026-10-02)
病棟のパス一覧に戻る

スペースで絞り込み(例:夜尿症 休薬)↑↓ 移動 / Enter 開く