頭部外傷の観察入院|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

頭部外傷の観察入院

中間リスクで院内観察を選び、緊急CT適応がない軽症頭部外傷。

適用対象・除外条件

中間リスクで院内観察を選び、緊急CT適応がない軽症頭部外傷。

このパスだけで判断しない状況

  • 高リスク・局所神経所見・受傷後発作
  • 虐待疑い・緊急画像が必要な例

経過と次へ進む条件

  1. 受傷情報と基準所見を残す

    • 機転、意識消失、嘔吐、抗凝固薬や出血傾向を確認する
    • 意識・瞳孔・四肢運動を記録し観察か画像かを判断する

    次へ進む条件・判断

    • 緊急画像を要さず反復診察が可能
  2. 神経所見を反復評価

    • 意識・嘔吐・頭痛・神経所見を時間を追って確認する
    • 悪化時は当直帯CT不可を踏まえ即時に搬送へ切り替える

    次へ進む条件・判断

    • 普段の状態を維持し症状が改善
  3. 家庭の観察へ引き継ぐ

    • 再受診サインと見守る人を確認する
    • 学校・運動への復帰は症状に合わせて段階的に計画する

    次へ進む条件・判断

    • 必要な観察を終了し家庭で見守れる

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 意識低下・反復する嘔吐や増悪する頭痛
  • 新しい局所神経所見・けいれん
  • 虐待を疑う情報が判明

退院・専門診療への移行を判断する条件

  • 既存の「診療の要点」に記載した観察時間を満たし、受傷からの起算時刻と症状の再燃がないことを確認する
  • 神経学的状態が正常で摂取可能
  • 再受診条件と家庭の見守りが確保

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 観察頻度・期間
  • CT・脳神経外科の搬送先
  • 虐待対応の連絡経路

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Head injury(参照確認 2026-10-02)
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