熱性けいれん後の観察|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

熱性けいれん後の観察

発作が止まり、入院観察を選んだ熱性けいれん。

適用対象・除外条件

発作が止まり、入院観察を選んだ熱性けいれん。

このパスだけで判断しない状況

  • 持続する発作・呼吸循環不安定
  • 回復不良・中枢神経感染疑いは別経路

経過と次へ進む条件

  1. 発作と回復を記録する

    • 持続時間・左右差・反復・投与薬を時系列で確認する
    • 意識と神経所見が元に戻っているか、発熱の原因を評価する

    次へ進む条件・判断

    • 発作が停止し呼吸循環が安定
  2. 再発と意識変化を観察する

    • 再発、局所所見、持続する傾眠を確認する
    • 非典型・複雑型では血糖・電解質や中枢神経感染などを個別評価する

    次へ進む条件・判断

    • 普段の反応・活動性に戻り、原因評価が進む
  3. 家庭の発作対応を共有する

    • 体位、安全確保、発作の時間を測る方法を説明する
    • 救急要請条件と処方がある場合の発作時薬の使い方を確認する

    次へ進む条件・判断

    • 保護者が再発時に対応できる

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 意識が戻らない・局所神経所見
  • 持続・反復する発作
  • 髄膜炎・脳炎・呼吸循環障害を疑う

退院・専門診療への移行を判断する条件

  • 神経学的に普段の状態へ回復
  • 基礎の発熱疾患への対応と再受診条件が明確

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 複雑型の観察期間と神経相談先
  • 発作時薬の院内採用と家庭指導

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Febrile seizure(参照確認 2026-10-02)
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