DKAの安定化・搬送|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

DKAの安定化・搬送

DKAを疑った時点から専門施設へ引き継ぐまで。

適用対象・除外条件

DKAを疑った時点から専門施設へ引き継ぐまで。

このパスだけで判断しない状況

  • 当院で持続インスリン管理を完結するパスではない
  • 脳障害・ショックは集中治療のある施設へ

経過と次へ進む条件

  1. DKAと重症度を評価

    • 血糖、ケトン、血液ガス、電解質、意識と循環を評価する
    • 糖尿病歴、輸液・インスリン投与歴を確認し専門施設へ連絡する

    次へ進む条件・判断

    • 初期管理と搬送調整を並行して開始
  2. 搬送まで厳密に観察

    • 初期輸液とK評価・補正を既存疾患ページと専門医の指示に沿って行う
    • 院内では持続インスリンを開始せず、初期輸液とK評価・補正を行い、速やかに専門施設へ搬送する
    • 血糖だけでなく意識、頭痛、嘔吐、心拍・血圧と電解質を追う

    次へ進む条件・判断

    • 専門医と合意した管理を継続できる
  3. 治療の連続性を確保

    • 時刻ごとの輸液、K、血糖・ガス・意識の推移を伝える
    • 搬送中の再評価と悪化時対応を合意する

    次へ進む条件・判断

    • 継続治療・糖尿病教育を行う施設へ引き継ぐ

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 頭痛・意識悪化・徐脈と高血圧など脳障害疑い
  • 循環不良・不整脈
  • 呼吸循環サポートが必要
  • 脳障害を疑ったら画像や搬送を待たず、上級医・受入先と緊急治療を開始する

転院・引継ぎ前に確認すること

  • このパスでは自宅退院を判断しない
  • 代謝異常の解消と教育は専門施設で評価

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 搬送中の輸液・K・検査間隔
  • 小児集中治療・内分泌の連絡先

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Diabetic ketoacidosis(参照確認 2026-10-02)
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