胃腸炎・脱水|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

胃腸炎・脱水

経口補水だけでは管理できず、水分補給のために入院した胃腸炎。

適用対象・除外条件

経口補水だけでは管理できず、水分補給のために入院した胃腸炎。

このパスだけで判断しない状況

  • ショック
  • 重い電解質異常
  • 胆汁性嘔吐・腹膜刺激徴候・DKAなど別疾患

経過と次へ進む条件

  1. 脱水と別疾患を評価する

    • 体重・循環・意識・尿量と喪失量を確認する
    • 腹部所見や血便、低血糖・電解質異常の可能性を確認する

    次へ進む条件・判断

    • 重篤な別疾患を疑わず循環が安定
  2. 補水の効果をみる

    • 経口・経管・静脈の補水方法を状態に合わせて選ぶ
    • 摂取、嘔吐・下痢、尿量、体重から補水を調整する

    次へ進む条件・判断

    • 脱水が改善し少量ずつ飲める
  3. 経口摂取へ戻す

    • 経口補水と通常の食事を再開する
    • 静脈補液を減らして水分状態を再確認する

    次へ進む条件・判断

    • 経口で必要な水分を保てる

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 循環不良が持続する
  • 意識変化・重い電解質異常
  • 血便・強い腹痛・乏尿が出現する

退院前に確認すること

  • 脱水が改善し嘔吐が減って飲める
  • 家庭での補水と尿量の見方を説明

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 輸液製剤・速度・再採血の指示
  • 感染対策と食事再開の院内運用

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Gastroenteritis(参照確認 2026-10-02)
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