クループ|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

クループ

再吸入や水分管理のため入院したクループ。

適用対象・除外条件

再吸入や水分管理のため入院したクループ。

このパスだけで判断しない状況

  • 喉頭蓋炎・細菌性気管炎・異物疑い
  • 切迫する上気道閉塞

経過と次へ進む条件

  1. 刺激を避け重症度を評価

    • 安静時の吸気性喘鳴・陥没・疲弊を確認する
    • ステロイド・必要なアドレナリン吸入を疾患ページに沿って実施する

    次へ進む条件・判断

    • 治療に反応し気道を維持できる
  2. 吸入後の再燃を確認

    • 最終吸入時刻を記録し安静時症状の再燃を観察する
    • 飲水、流涎、声、全身状態から別の上気道疾患を再評価する

    次へ進む条件・判断

    • 追加吸入なしで安静時喘鳴がない
  3. 夜間の再受診計画を整える

    • 飲水と呼吸の安定を確認する
    • 安静時喘鳴の再発、陥没や疲弊があれば受診するよう説明する

    次へ進む条件・判断

    • 吸入後の必要観察を終え家庭で観察できる

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 吸入に反応しない・頻回に再燃
  • 低酸素・疲弊・意識変化
  • 流涎・強い嚥下痛・中毒様の全身状態

退院前に確認すること

  • 既存の「診療の要点」に記載した観察時間を満たし、最終アドレナリン吸入からの起算時刻と症状の再燃がないことを確認する
  • 安静時喘鳴がなく水分をとれる
  • 最終吸入後の観察条件を満たす

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 採用経口ステロイドの濃度
  • 吸入後の観察時間・再吸入時の相談
  • 気道確保可能な搬送先

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Croup(参照確認 2026-10-02)
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