BRUEの観察・リスク再評価|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

BRUEの観察・リスク再評価

イベントが消失し、診察で明らかな原因がなく、入院観察を選んだ乳児。

適用対象・除外条件

イベントが消失し、診察で明らかな原因がなく、入院観察を選んだ乳児。

このパスだけで判断しない状況

  • 症状が持続する例はBRUEとして扱わない
  • 反復・CPRを要した例、虐待・不整脈など重篤原因疑いは専門施設へ

経過と次へ進む条件

  1. イベントを再構成する

    • 目撃者から呼吸・色・筋緊張・反応・持続時間・回復までを確認する
    • 授乳との関係、既往、家族歴、外傷所見から説明できる疾患を探す

    次へ進む条件・判断

    • イベントが消失し院内で必要な監視が可能
  2. 観察と検査を絞る

    • 再発と哺乳中・睡眠中の様子を観察する
    • 低リスク例への一律検査を避け、心電図・感染・神経評価は所見に応じて選ぶ

    次へ進む条件・判断

    • 重篤疾患を疑う所見や再発がない
  3. 家庭の安全と再診を整える

    • 安全な睡眠環境と乳児蘇生の学習資源を案内する
    • 呼吸・反応の異常が再発した際の行動と早期フォローを共有する

    次へ進む条件・判断

    • 家族が説明を理解し家庭での観察に対応できる

悪化・想定した経過から外れたとき

  • イベントの反復・無呼吸・CPRが必要
  • 不整脈・異常運動・持続する呼吸異常
  • 虐待・重篤感染症など原因疾患を疑う

退院・専門診療への移行を判断する条件

  • 観察後も重篤原因を疑わず担当医が帰宅可能と判断
  • 家族が再受診条件を理解しフォローが確保

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • モニタリング可能な病床と観察時間
  • 専門相談・虐待評価の経路
  • 家族へのCPR教育方法

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. RCH — Brief resolved unexplained event (BRUE)(参照確認 2026-10-02)
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