骨髄炎・化膿性関節炎の専門連携|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

骨髄炎・化膿性関節炎の専門連携

発熱・荷重不能・関節可動域制限から骨関節感染を疑う例。

適用対象・除外条件

発熱・荷重不能・関節可動域制限から骨関節感染を疑う例。

このパスだけで判断しない状況

  • 当院での経過観察だけで化膿性を除外しない
  • 化膿性股関節炎疑いは緊急紹介

経過と次へ進む条件

  1. 感染と部位を評価

    • 痛みの部位、荷重、関節可動域、発熱・循環を評価する
    • 専門施設へ早期連絡し血液培養など可能な検査を行う

    次へ進む条件・判断

    • 整形外科・小児科との連絡がつく
  2. 処置と抗菌薬の時期を調整

    • 培養・関節穿刺と抗菌薬の実施を専門医と調整する。穿刺のため必要な抗菌薬を遅らせない
    • 敗血症なら初期治療と搬送調整を並行する

    次へ進む条件・判断

    • ドレナージ・画像を実施できる受入先が決まる
  3. 所見と投与歴を引き継ぐ

    • 症状の開始、部位、検体、抗菌薬の時刻を伝える
    • 外科処置と長期治療・機能評価を専門施設へつなぐ

    次へ進む条件・判断

    • 治療を担う専門チームに引き継ぐ

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 敗血症徴候
  • 化膿性股関節炎疑い
  • 疼痛・腫脹・全身状態の急速な悪化

転院・引継ぎ前に確認すること

  • このパスの到達点は専門施設への引継ぎ
  • 治療期間・内服移行・退院は病原体と処置後経過で専門チームが判断

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 整形外科受入先
  • 培養検体の夜間保管
  • 抗菌薬開始と専門処置を調整する責任者

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Bone and joint infection(参照確認 2026-10-02)
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