アナフィラキシー後の観察|病棟パス

緊急

診療支援案・院内承認前

アナフィラキシー後の観察

急性症状が治療で改善し、再燃リスクから入院観察する例。

適用対象・除外条件

急性症状が治療で改善し、再燃リスクから入院観察する例。

このパスだけで判断しない状況

  • 反応不良・持続する呼吸循環障害
  • アドレナリン持続投与が必要な例

経過と次へ進む条件

  1. 改善と治療履歴を確認

    • 誘因、症状、アドレナリン投与回数と最終時刻を確認する
    • 呼吸・循環の改善を確認し再投与と蘇生の準備を保つ

    次へ進む条件・判断

    • 初期治療に反応している
  2. 再燃リスクに応じて観察

    • 再び呼吸器・循環器症状が出ていないか評価する
    • 重症度、追加治療、喘息、夜間の受診条件から観察を個別化する

    次へ進む条件・判断

    • 必要観察中に再燃しない
  3. 次の曝露への備えを作る

    • 原因回避とアレルギー評価の予約を整える
    • 適応があれば自己注射薬を処方し実演・行動計画を確認する

    次へ進む条件・判断

    • 家族が再発時の行動を説明できる

悪化・想定した経過から外れたとき

  • 呼吸・循環症状の再燃
  • 追加アドレナリンに反応が乏しい
  • 持続投与・集中治療が必要

退院・専門診療への移行を判断する条件

  • 既存の「診療の要点」に記載した観察時間を満たし、最終アドレナリン投与からの起算時刻と症状の再燃がないことを確認する
  • 症状が安定し必要な観察を終了
  • 自己注射薬の適応確認、行動計画、専門外来を確保

院内で確認・合意する事項

施設の検査体制・採用薬・連携先に合わせて確認し、院内承認後に運用してください。

  • 観察時間と夜間入院基準
  • 自己注射薬処方・訓練
  • アレルギー外来への紹介

根拠・参照資料

海外施設のパスは対象年齢・検査体制・採用薬が異なるため、各資料の条件を確認してください。

  1. Royal Children’s Hospital Melbourne — Anaphylaxis(参照確認 2026-10-02)
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