2-13 睡眠時無呼吸・いびき

緊急

2-13睡眠時無呼吸・いびき

OSA評価と扁桃摘出後出血
β版 · 紙面の最終確認 2026-10-30

日付は紙面の確認日です。院内承認を示すものではありません。処方・運用は、本文の適用条件と出典、院内の採用薬・手順を確認してください。

このページの目次8項目

ページ内目次

1ポイント

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2鑑別のながれ

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3検査

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4扁桃摘出後出血への対応

  1. 扁桃摘出後の出血を認識した時点で、気道・循環評価と同時に上級医・耳鼻科/麻酔・受入施設へ直ちに連絡し、搬送を調整する。
  2. 意識清明なら座位・前傾で、血液を飲み込ませない。絶飲食とし、酸素化・吸引・静脈路などを状態に応じ準備する。
  3. 創部圧迫など局所処置は協力が得られ、習熟者が安全に実施できる場合に限る。気道を刺激する処置を無理に行わず、搬送連絡を遅らせない。
  4. 一時的に止血しても帰宅させず、術者・耳鼻科での緊急評価と入院の要否を調整する。
やってはいけない・落とし穴
  • 止まっても経過観察で自宅に帰さない。術後2週間ほどは遅発出血の危険があるため術者の施設へ連絡する
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5送る/持つの目安

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6診療中の疑問と回答

いびきだけの相談で、何を聞けば紹介につながる?
睡眠中の呼吸停止、あえぎ、寝苦しさ、口呼吸に加え、日中の眠気や集中・行動の変化を聞く。保護者の動画は参考になるが単独で重症度を確定しない。無呼吸や日中機能への影響があれば耳鼻科等へ紹介し、必要な睡眠検査を判断する。
根拠:RCH 小児閉塞性睡眠時無呼吸
扁桃が大きいだけで手術の適応を決めてよい?
扁桃の見た目だけでなく睡眠中の閉塞症状と生活への影響を合わせて評価する。必要時は睡眠検査で確認し、肥満や他の背景も含めて専門医が治療を選ぶ。当院では手術を実施しないため、家族には紹介先での評価と治療の見通しを伝える。
根拠:RCH 小児閉塞性睡眠時無呼吸
手術後にいびきが減ったらフォローは終了?
術後も無呼吸、いびき、睡眠の質と日中機能を確認する。症状が残る、再び強くなる場合は残存・再発を考えて専門医に再相談する。特に肥満など他の閉塞要因がある場合は、手術をした事実だけで治癒と判断しない。
根拠:RCH 小児閉塞性睡眠時無呼吸
いびきだけなら心配ない?
多くは心配いらない。ただし大きないびきに加えて息が止まっている、日中にひどく眠そう・集中できない、といったことがあれば耳鼻咽喉科で診てもらう必要がある。
扁桃摘出後、何日まで出血に注意?
口蓋扁桃摘出術後10日までは後出血の危険性がある。特に術後7日目前後(退院日)の夜に多かったとする単施設の報告がある。
OSAの手術は当院でできる?
できない。アデノイド切除・扁桃摘出術は全身麻酔下で約1週間の入院が必要で、耳鼻咽喉科のある病院を紹介する。
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8家族への説明

いびき・無呼吸の相談の場合:お子さんのいびきについてですが、いびき自体はよくあることで、多くは心配いりません。ただ、大きないびきに加えて、息が止まっている、苦しそうに息をしている、夜中に何度も目を覚ます、日中にひどく眠そうだったり、集中できなかったりする、といったことがあれば、耳鼻咽喉科で診てもらう必要があります。原因の多くは鼻の奥にあるアデノイドや、のどの扁桃が大きくなっていることです。軽ければお薬や鼻の処置で様子を見ますが、無呼吸がみられる場合は、アデノイドや扁桃を取る手術になることがあります。手術は全身麻酔で、約1週間の入院が必要です。当院では手術はできませんので、耳鼻咽喉科のある病院を紹介します。 扁桃摘出後出血で来院した場合:術後に口から血が出る、血を吐く、血を繰り返し飲み込む様子があれば、止まるか待たず手術施設へすぐ連絡してください。息苦しい、大量の出血、ぐったりする場合は119です。うがいの成否で受診を遅らせないでください。

一般教育・院内オペ補助。個別診断・治療の代わりにはなりません。β版・逐条レビュー継続中。

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