Centor/McIsaac 基準
年齢補正(McIsaac)
合計 1 点
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3歳未満には通常適用しない — GAS咽頭炎自体が稀で、濃厚接触歴または周囲での流行がなければ検査自体が原則非推奨。最高点(4点)でもGAS陽性率は68%にとどまるため、点数だけで抗菌薬を決めない。
いつ使う
3歳以上の咽頭痛で、GAS迅速抗原検査を出すかどうかの事前確率の当たり付け。原則2〜3点以上で迅速抗原検査を検討する。陽性なら培養は不要(特異度95%)。
落とし穴
- 伝染性単核症(EBV・CMV等)は容易に高得点になる — 耳介後部・後頭部リンパ節腫脹、脾腫、リンパ球分画35%以上が示唆所見
- 咳・鼻汁・結膜炎などウイルスを強く示唆する所見があるときは事前確率が低く、検査自体が過剰
- 無症状児の10〜30%がGAS保菌 — スクリーニング検査は偽陽性的に拾って過剰治療になる
- 迅速検査陰性後の繰り返し検査は陽性率を上げない
- 発熱5日以上・口唇の紅潮亀裂・眼球結膜充血・四肢末端の変化を伴うなら川崎病を鑑別に(猩紅熱様皮疹・いちご舌・頸部リンパ節腫脹は所見が重なる)
次の一手
スコアの前に、まず急性喉頭蓋炎・扁桃周囲膿瘍/咽後膿瘍・Lemierre・劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)のレッドフラグを外す(本シート§1)。陽性ならアモキシシリン水和物10日間の適応判断へ(用量の考え方は§4)。
出典
厚生労働省「抗微生物薬適正使用の手引き」第四版 医科・外来編(McIsaac基準=学童期以降の小児編 p.26/Centor基準=乳幼児編 p.64、4点でも陽性率68%・3歳未満の検査適応=p.63-65)。URLは本シート詳細リファレンス参照。
参考計算・参考判定です。適用は添付文書・現行ガイドライン・院内採用・患者個別要因を確認のうえ医師が判断してください。