扁桃周囲膿瘍・咽後膿瘍(深頸部感染)

扁桃周囲膿瘍・咽後膿瘍(深頸部感染)

耳鼻・眼β版・逐条レビュー継続中

2026-09-12更新
β版用量は適用前に一次資料と院内採用を確認。このβ版について

施設プロファイル: 二次救急/耳鼻咽喉科なし・切開排膿なし/当直帯に造影CTは撮れない(2026-09-14 確認)。当直帯の当院の仕事は「診断の入口」より手前——疑って、気道を守って、送ることだけ

根拠の性質: 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のガイドライン一覧に掲載があるのは「扁桃病巣疾患診療の手引き」(2023)のみで、これは慢性の病巣感染症であり本シートの急性膿瘍とは別疾患。急性膿瘍に特化した公式ガイドラインは見つからなかった。本シートは単施設の後方視的研究・総説レベルに基づく。

30秒要約

  • 年齢で疾患が変わる。咽後リンパ節は4〜5歳以降に萎縮し思春期以降に消失するため、咽後膿瘍は5歳未満、扁桃周囲膿瘍は思春期以降に多い。
  • 咽後膿瘍は「のど」でなく「首」で気づく。頸部腫脹79%・頸部可動域制限42%・いびき30%・流涎15%で、この4つのいずれかが97%にある。
  • 扁桃周囲膿瘍は口蓋垂偏位と開口障害。急性扁桃炎として経過をみている子で、この2つが出たら疑う。
  • 気道確保が最優先。そのうえで造影CT。
  • 当直帯の当院に造影CTは無い(2026-09-14 確認)。原典は「造影CTの所見で膿瘍形成をしているかどうか確実に予測することは難しい」「経過が思わしくなければ躊躇せず繰り返し造影CTで評価する必要がある」と言っている。繰り返し撮ることが前提の病気を、一度も撮れない施設で抱えてはいけない。当直帯は疑った時点で耳鼻科のある施設へ
  • 盲目的に穿刺・切開しない。傍咽頭間隙の深部には内頸動脈・総頸静脈・脳神経が走っている。

レッドフラグ → 次の一手

所見があったときにどれだけ急ぐかと、家族に何を伝えるかの対応表。3列目の文言は家族説明ページに同じ言葉で載っているので、画面を見せながら渡せる。

緊急度所見次の一手
119吸気性喘鳴・呼吸困難・無呼吸気道確保が最優先。刺激しない。耳鼻科・気道確保のできる施設へ即連絡
119乳児の吸気性喘鳴+無呼吸発作(発熱1日目でも)実例として生後5か月児が挿管後に搬送された報告がある。好発年齢外でも否定しない
緊急頸部腫脹/頸部可動域制限/いびき/流涎のいずれか(5歳未満)咽後膿瘍を疑う当直帯はCTが無いので、この所見だけで耳鼻科へ
緊急口蓋垂偏位・開口障害(年長児)扁桃周囲膿瘍を疑う。開口障害で視診できないことが多く、当直帯はCTでも補えない=耳鼻科へ
緊急急性扁桃炎で経過をみている子に開口障害・口蓋垂偏位が新たに出た膿瘍化。有熱期間や迅速検査の結果によらず疑う
緊急前医で抗菌薬が出ているのに悪化抗菌薬投与下でも膿瘍化は進む(下記)
当日造影CTで膿瘍を否定したが経過が思わしくない躊躇せず繰り返し造影CTで評価する(9日後の再CTで膿瘍化が判明した実例あり)。当院ではその再評価ができないので、一度否定されていても経過が悪ければ耳鼻科のある施設へ戻す

症状の頻度(東京都立小児総合医療センター 2010-2019)

扁桃周囲膿瘍(n=16、年齢中央値8.6歳、3歳以上100%)

症状頻度
咽頭痛16例(100%)
発熱14例(88%)
口蓋垂偏位14例(88%)
開口障害9例(56%)
嚥下困難8例(50%)

咽後膿瘍(n=33、年齢中央値3歳4か月、5歳未満64%)

症状頻度
頸部腫脹26例(79%)
頸部可動域制限14例(42%)
いびき10例(30%)
流涎5例(15%)

この4項目のいずれかを認めたものは32例(97%)。該当しなかった1例は、生後5か月の男児で発熱1日目に前医を受診し、吸気性喘鳴と無呼吸発作を認め、挿管後に搬送された症例。

治療ワークフロー(非専門医が当院でやること)

やること注意
1気道を評価する。喘鳴・陥没呼吸・流涎・体位気道が危ういなら、以降を飛ばして応援と搬送
2楽な体位を保ち、刺激しない開口障害があるときに無理に口を開けさせない
3造影CTを検討する扁桃周囲膿瘍は肉眼で観察できればCT不要とされるが、実際は開口障害や他の深頸部感染症の鑑別のため多くで実施されている。当直帯の当院では撮れないので、この工程は送り先に委ねる
4血液培養・血算・CRP結果待ちで気道の判断を遅らせない
5耳鼻咽喉科へ連絡する。切開排膿が要るかは耳鼻科の判断当院で盲目的に穿刺・切開しない(下記)
6抗菌薬搬送前に抗菌薬を開始すべきか、絶飲食にすべきかを明記した一次資料は見つかっていない(要確認)

盲目的処置をしない理由: 「口腔内から安全にドレナージをつけることができるのは傍咽頭間隙までであるが…但し、気道確保が最優先であることは言うまでもない」。傍咽頭間隙深部(茎突後隙)には「内頸動脈、総頸静脈、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経などが存在する。…口腔内からの盲目的処置を行えば神経損傷、血管損傷等を生じる可能性がある」。

画像の読み方と、その限界

造影CTの膿瘍所見: 造影増強効果(ring enhancement)を伴い内部に低吸収域を認めるもの、波状変化(scalloping)を認めるもの。これらを認めなければ咽後蜂巣炎。

限界(重要)

  • 「造影CTで咽後膿瘍と診断した症例であっても外科的介入を行っていない症例もあった」「切開排膿を行った16例でも実際に排膿が確認されたのは12例であった」「造影CTの所見で膿瘍形成をしているかどうか確実に予測することは難しい」。
  • Ring enhancementは絶対条件ではない」。初診時に均一な造影効果でリンパ節腫大と判断し抗菌薬のみで開始したが、9日後の再CTで膿瘍化が判明した実例がある。
  • したがって「経過が思わしくなければ躊躇せず繰り返し造影CTで評価する必要がある」。

頸部椎前軟部組織厚: 通常C2椎体前方は7mm未満、C3/C4レベルでは5mm未満とされる。小児/成人いずれの基準か資料内に明記がなく、要検証

鑑別

疾患見分け
急性扁桃炎口蓋垂偏位・開口障害がない。これらが出たら膿瘍化を疑う
急性喉頭蓋炎流涎が強く、高熱・前傾姿勢。緊急気道確保が必要になることもある
頸部リンパ節炎画像で「蜂窩織炎は間隙の腫大と脂肪混濁」、膿瘍は「液体濃度とこれを囲む被膜の増強効果」
川崎病造影CTで咽頭後部に低吸収領域を認めるが、周囲に造影効果を認めないのが相違点。実例として13歳男児で切開しても漿液性浸出液のみで排膿なく、後に発疹・結膜充血が出現し川崎病と確定した報告がある(川崎病
気道異物発熱を伴わない、突然発症

見逃しパターン

  • 前医で抗菌薬が投与されていた症例が64%(島根大学 扁桃周囲膿瘍55例)。「急性扁桃炎あるいは扁桃周囲炎に対して抗菌薬での治療を行うも扁桃周囲膿瘍へ進展し、耳鼻咽喉科を受診する症例が多い」。抗菌薬が出ているから大丈夫、にならない
  • 扁桃周囲膿瘍16例で有熱期間48時間以内という「典型的でない」時点で受診した症例が半数。「有熱期間や年齢によらず、頸部腫脹をはじめとする臨床症状に注目して身体診察を行い、造影CTの実施を検討することが重要」。
  • 咽後膿瘍33例で「発熱3日以内、好発年齢外の症例が少なくなく、咽後膿瘍の診断は容易ではない」。

時間の勝負

  • 保存的加療で開始し数日後に増悪して外切開を要した実例: 4日目・5日目の再CTで膿瘍拡大・改善なしのため外切開。
  • 藤沢市民病院17例: 発症から切開排膿までは5〜26日、術後退院まで4〜10日。「深頸部膿瘍が疑わしければ早期に造影CTを施行すること、ならびに時期を逸せずに切開排膿を行うことが早期の治癒に不可欠」。
  • 進展度と転帰: 経口摂取回復遅延の調整オッズ比は「舌骨を越える膿瘍進展」2.96(95%CI 1.06-8.28)、「気管切開の施行」10.69(95%CI 3.59-31.88)。診断遅延日数そのものの数値ではない

送る/持つ(当院=二次救急・耳鼻咽喉科なし)

状態当院の扱い
気道が危うい持てない。気道確保のできる施設へ即
膿瘍を疑う(画像の有無を問わず)持てない。切開排膿は耳鼻科
蜂窩織炎レベルで気道が安定抗菌薬で経過を見るなら、繰り返し造影CTで評価できる体制が要る。当院で担えるかは要確認

送ると決めた時点でやること

  1. 気道の状態を最初に伝える(喘鳴・流涎・体位)
  2. 造影CTを撮っていれば画像を添える。撮っていなければその旨
  3. 前医を含めた抗菌薬の投与歴を伝える(起炎菌と嫌気性菌の関与に効く)
  4. 発症からの日数

エスカレーション(施設オーバーレイで上書き)

  • 要確認:耳鼻咽喉科の夜間・休日の受け入れ先と直通番号
  • 確定(2026-09-14)夜間に造影CTは撮れない「疑った時点で送る」が当院の既定
  • 要確認:搬送前に抗菌薬を開始するか、絶飲食にするかこれを明記した一次資料は見つかっていないので院内で決める必要がある
  • 要確認:蜂窩織炎を当院で経過観察する範囲

家族に渡す一文

「のどの奥や首の深いところに膿がたまっている可能性があります。小さなお子さんでは、のどの痛みより「首を動かさない」「いびきをかく」「よだれが増える」といった形で出ることがあります。膿を出す処置が必要かどうかは、造影CTと専門医の診察で決まります。当院ではその処置ができないので、必要なら耳鼻科のある病院へ移っていただきます。」

医師確認事項(要・岡本判断)

  • 要確認:搬送前の抗菌薬開始・絶飲食の可否。耳鼻科不在施設からの転送プロトコルを明記した一次資料が見つかっていない。
  • 要確認:「耳鼻科不在施設は切開・穿刺を試みるな」と明文で述べた一次資料も確認できていない。本シートは解剖学的リスクからの帰結として書いている。
  • 要確認:頸部椎前軟部組織厚のカットオフ(C2で7mm未満・C3/C4で5mm未満)が小児の基準か成人の基準か、資料内に明記がない。
  • 要確認:本シートの根拠は単施設の後方視的研究が中心で、全国レベルの多施設サーベイランスデータはない。

出典

以下の学会誌論文は、誌名・巻号・発行年まで確認済みだが、個別のJ-STAGE URLは本シートでは確定できていない。J-STAGE https://www.jstage.jst.go.jp/ で誌名と巻号から辿ること。

  • 矢野瑞季ほか.小児扁桃周囲膿瘍の臨床的特徴.小児感染免疫 32(4):315-323, 2020(東京都立小児総合医療センター、2010-2019年、n=16)。症状頻度、年齢中央値8.6歳、起炎菌(GAS 50%・Prevotella spp. 33%・Bacteroides spp. 25%、複数菌感染67%)、「急性扁桃炎患者では有熱期間やGAS迅速検査の結果によらず、開口障害や口蓋垂偏位の出現に注意して経過を追い、扁桃周囲膿瘍の診断につなげることが重要」。
  • 塚本淳也ほか.小児咽後膿瘍の臨床的特徴.小児感染免疫 32(1):19-26, 2020(同施設、n=33)。症状頻度と4項目の97%、生後5か月の非典型例、咽後リンパ節の年齢変化、造影CTの膿瘍所見と限界(切開排膿16例中実際の排膿確認は12例)。
  • 清水博之ほか.切開排膿術を施行した小児咽頭頸部感染症17例の臨床的検討.小児感染免疫 20(2):141-147, 2008(藤沢市民病院)。Ring enhancementは絶対条件ではないこと、9日後の再CTで膿瘍化が判明した実例、「経過が思わしくなければ躊躇せず繰り返し造影CTで評価する必要がある」、発症から切開排膿まで5〜26日、起炎菌。
  • 青井典明.扁桃周囲膿瘍:穿刺および切開排膿の適応と限界.口腔・咽頭科 26(1):1-6, 2013(島根大学、n=55)。前医抗菌薬投与歴64%、保存的加療からの増悪例、「但し、気道確保が最優先であることは言うまでもない」、傍咽頭間隙深部の解剖と盲目的処置の危険。
  • 日高浩史・小澤大樹.深頸部膿瘍の病態と取り扱い.耳鼻咽喉科展望 61(4):190-201, 2018(東北大学、深頸部膿瘍123例)。小児と成人の比較(病因がリンパ節炎の割合 小児73% vs 成人8%ほか)、転帰の調整オッズ比。
  • 片岡真吾・川内秀之.小児頸部腫脹の取り扱い.頭頸部外科 20(2):103-111, 2010. 川崎病との鑑別(造影効果を認めない低吸収域)と実例。
  • 本疾患(急性膿瘍)に特化した日本の公式診療ガイドラインは見つからなかった。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のガイドライン一覧 https://www.jibika.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=1 に掲載があるのは「扁桃病巣疾患診療の手引き」(2023)で、これは慢性の病巣感染症であり別疾患(2026-09-12確認)。Mindsガイドラインライブラリ https://minds.jcqhc.or.jp/ および日本小児科学会 https://www.jpeds.or.jp/ のガイドライン一覧にも該当なし。

手技

手技

扁桃周囲膿瘍・咽後膿瘍は気道評価を最優先し、盲目的処置はしない

気道確保が最優先で、そのうえで造影CTを検討する。当院は二次救急・耳鼻科なしのため盲目的に穿刺・切開しない。傍咽頭間隙の深部には内頸動脈・総頸静脈・脳神経が走っている。咽後膿瘍は5歳未満、扁桃周囲膿瘍は思春期以降に多いが、好発年齢外でも否定しない。

始める前に

  • 頸部腫脹・頸部可動域制限・いびき・流涎のいずれか(5歳未満)を確認する。咽後膿瘍33例中32例(97%)にこの4項目のいずれかが認められた
  • 口蓋垂偏位・開口障害(年長児)を確認する。急性扁桃炎として経過をみている子にこれらが新たに出たら膿瘍化を疑う
  • 有熱期間や年齢によらず、頸部腫脹をはじめとする臨床症状に注目して身体診察を行い造影CTの実施を検討する。扁桃周囲膿瘍16例で有熱期間48時間以内という典型的でない時点で受診した症例が半数あった
  • 前医で抗菌薬が投与されていても膿瘍化を否定しない。扁桃周囲膿瘍55例中64%が前医抗菌薬投与例だった
  • 乳児の吸気性喘鳴+無呼吸発作は発熱1日目でも好発年齢外として否定しない(生後5か月児が挿管後搬送された実例あり)
  • 切開しても排膿がない場合は川崎病を鑑別に入れる。造影CTで咽頭後部に低吸収領域を認めるが周囲に造影効果を認めないのが相違点で、13歳男児で切開しても漿液性浸出液のみで排膿なく、後に発疹・結膜充血が出現し川崎病と確定した報告がある

手順

  1. 1

    気道を評価する(喘鳴・陥没呼吸・流涎・体位)

    気道が危ういなら、以降を飛ばして応援と搬送

  2. 2

    楽な体位を保ち、刺激しない

    開口障害があるときに無理に口を開けさせない

  3. 3

    造影CTを検討する

    扁桃周囲膿瘍は肉眼で観察できればCT不要とされるが、実際は開口障害や他の深頸部感染症の鑑別のため多くで実施されている

  4. 4

    血液培養・血算・CRPを取る

    結果待ちで気道の判断を遅らせない

  5. 5

    耳鼻咽喉科へ連絡する。切開排膿が要るかは耳鼻科の判断

    当院で盲目的に穿刺・切開しない

  6. 6

    経過が思わしくなければ躊躇せず繰り返し造影CTで評価する

    造影CTの所見で膿瘍形成をしているかどうか確実に予測することは難しく、Ring enhancementは絶対条件ではない

  7. 7

    送ると決めた時点で、気道の状態、造影CTの画像の有無、前医を含めた抗菌薬の投与歴、発症からの日数を伝える

    抗菌薬投与歴は起炎菌と嫌気性菌の関与に効く

やってはいけない

  • 当院で盲目的に穿刺・切開しない。傍咽頭間隙深部には内頸動脈、総頸静脈、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経などが存在し、口腔内からの盲目的処置を行えば神経損傷・血管損傷等を生じる可能性がある(要確認:『耳鼻科不在施設は切開・穿刺を試みるな』と明文で述べた一次資料は確認できていない。本シートは上記の解剖学的リスクからの帰結として述べている)
  • 開口障害があるときに無理に口を開けさせない
  • 楽な体位を保ち、刺激しない
  • 前医で抗菌薬が出ているからといって大丈夫と判断しない。抗菌薬投与下でも膿瘍化は進む
  • Ring enhancementは絶対条件ではないため、造影CTの陰性所見のみで膿瘍を否定して安心しない。初診時に均一な造影効果と判断し抗菌薬のみで開始したが9日後の再CTで膿瘍化が判明した実例がある
  • 有熱期間や好発年齢外という理由だけで膿瘍化の可能性を否定しない
  • 膿瘍を疑って切開しても排膿がなければ、そこで思考を止めず川崎病を鑑別に入れる。切開排膿を先行させたことで診断が遅れた実例がある

終わったあと

  • 小さなお子さんでは、のどの痛みより「首を動かさない」「いびきをかく」「よだれが増える」といった形で出ることがあると伝える
  • 膿を出す処置が必要かどうかは造影CTと専門医の診察で決まると伝える
  • 当院ではその処置ができないので、必要なら耳鼻科のある病院へ移ってもらうことを伝える

この場で持てない・送る

  • 気道が危うい:持てない。気道確保のできる施設へ即連絡。刺激しない
  • 膿瘍を疑う(画像の有無を問わず):持てない。切開排膿は耳鼻科
  • 蜂窩織炎レベルで気道が安定:抗菌薬で経過を見るなら繰り返し造影CTで評価できる体制が要る。当院で担えるかは要確認
  • 要確認:耳鼻咽喉科の夜間・休日の受け入れ先と直通番号
  • 要確認:夜間に造影CTが撮れるか。撮れないなら「疑った時点で送る」が既定になる
  • 要確認:搬送前に抗菌薬を開始するか、絶飲食にするか。これを明記した一次資料は見つかっていないので院内で決める必要がある
  • 要確認:蜂窩織炎を当院で経過観察する範囲
  • 要確認:頸部椎前軟部組織厚のカットオフ(C2で7mm未満・C3/C4で5mm未満)が小児の基準か成人の基準か、資料内に明記がない

手順・適応・禁忌はすべて本シートの正本の記載のみ。院内の器材・採用薬・搬送先は施設ごとに違うため、適用前に院内ルールを確認すること。

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