処方の考え方
小児片頭痛の急性期は鎮痛薬が第一選択。頭痛発症後できるだけ早期に、十分量を内服する。緊張型頭痛主体・起立性調節障害の合併例では非薬物療法(生活リズム・誘因除去)を優先する。
段階
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鎮痛薬の頻回使用は薬物乱用頭痛(MOH)を招く。トリプタン・オピオイド・配合鎮痛薬は月10日以上、単純鎮痛薬は月15日以上の使用が3か月超続くとリスク。⚠ 27.5%という数字の母数に注意。原典は「12〜17歳の慢性連日性頭痛(CDH)の76.3%は慢性片頭痛・慢性緊張型頭痛のいずれにも分類できず、その分類不能群のうち27.5%がMOH基準を満たした」であり、CDH全体に占める割合はこれより低い。正本§2・§4はいずれも母数の取り方が原典と一致しないと検証で指摘されている。いずれにせよ鎮痛薬の使用日数を必ず確認する。レッドフラグ陽性例に画像検査を先送りしたまま鎮痛薬のみで経過観察しない。起立性調節障害が主体の頭痛に鎮痛薬中心で対応しない(効果が乏しく、OD自体の治療が優先される)。
この数字の意味
体重換算の考え方であって処方箋ではない。実際の剤形・力価(ドライシロップ10%/20%等)と採用薬は施設ごとに違い、本シートの「院内ローカルルール」(§6)は未確定のまま。g・包数への換算は院内採用を確認したうえで行う。
薬剤名だけで用量が出ないものは、正本にその記載が無いということ。推測の数字は出さない。
参考計算・参考判定です。適用は添付文書・現行ガイドライン・院内採用・患者個別要因を確認のうえ医師が判断してください。