処方の考え方
かぜ(ウイルス性上気道炎)の大部分には抗菌薬を投与しない。検討するのは病型ごとに定められた基準を満たす場合に限る。病型を選ぶと、その病型の「出す/出さない」と用量が出る。
病型
出すものにチェックを入れるとコピーできます。
やってはいけない: ウイルス性上気道炎への経験的抗菌薬投与/閉塞性気道疾患のない小児の急性咳嗽への気管支拡張薬(無効)/インフルエンザ・水痘罹患時のアスピリン含有解熱鎮痛剤・総合感冒薬(急性脳症との関連)/ジクロフェナクナトリウムはインフルエンザ罹患中の使用が厚労省通知により原則禁忌/抗ヒスタミン薬(熱性けいれん・急性脳症との関連)/ジヒドロコデイン含有鎮咳薬(呼吸抑制)/テオフィリン製剤(急性脳症との関連)/ロペラミド(6か月未満は禁忌・2歳未満は原則禁忌=腸閉塞)/ピボキシル基を有する抗菌薬(低カルニチン血症に伴う低血糖・けいれん・脳症)/ST合剤・セフトリアキソン(低出生体重児・新生児は核黄疸で禁忌)/フルオロキノロン系(一部は小児禁忌=関節障害)/テトラサイクリン系(8歳未満で歯牙着色)。
この数字の意味
体重換算の考え方であって処方箋ではない。実際の剤形・力価(ドライシロップ10%/20%等)と採用薬は施設ごとに違い、本シートの「院内ローカルルール」(§6)は未確定のまま。g・包数への換算は院内採用を確認したうえで行う。
薬剤名だけで用量が出ないものは、正本にその記載が無いということ。推測の数字は出さない。
参考計算・参考判定です。適用は添付文書・現行ガイドライン・院内採用・患者個別要因を確認のうえ医師が判断してください。