のどの痛い学童に水分とやわらかい食事を用意する父親とフェルトのカワウソ AMPL KIDS HEALTH GUIDE
AMPL for kids

溶連菌性咽頭炎

のどの痛みと、おうちでの見守りかた

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見るポイント

急な発熱・のど・発疹と、検査を組み合わせます

症状発熱、のど、のみこむ痛み
見た目細かな発疹、いちご舌
検査必要な年齢・症状で迅速検査
発熱とのどの痛み、いちご舌、細かな発疹、のどの迅速検査を示すフェルト図解
一般的な情報です
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これは何?

のどによく感染する「溶連菌」という細菌

  • 正式には「A群溶血性レンサ球菌」。のどに感染して起こる炎症を「溶連菌性咽頭炎」と呼ぶ。5〜12歳のお子さんに多く、3歳未満ではあまり見られない。
  • 主な症状は、急な発熱・のどの痛み・のみこむときの痛み・頭痛・お腹の痛みや吐き気など。
  • せき・鼻水・目の充血が目立つ場合は、溶連菌ではなくウイルス性のかぜであることが多い。
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ケアとお薬

のどごしよく・共有しない・最後まで続ける

冷たい水分とやわらかい食事、手洗いと食器を分ける、処方薬の予定を最後まで確認する三つのフェルト場面
1

少しずつ

冷たい水分ややわらかい物を。

2

共有しない

手洗い、コップと食器を分ける。

3

最後まで

処方された日数を続けます。

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見た目の特徴

発疹や「いちご舌」が出ることも

  • 熱が出てから1日前後で、紙やすりのようなザラザラした赤い発疹(猩紅熱)が全身に出ることがある。
  • 数日後に、舌がイチゴのように赤くブツブツして見える(いちご舌)こともある。
  • どちらも溶連菌感染症の一部で、それ自体が特別重い病気というわけではない。気になる場合は診察で確認を。
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経過の見通し

多くは数日で自然に軽くなります

  • 溶連菌によるのどの痛みは、お薬を使わなくても多くは3〜4日ほどで自然に軽くなる。
  • ウイルス性咽頭炎(検査が陰性)の場合も、通常2〜3日〜10日間程度で改善する。
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検査について

のどの綿棒で数分で結果がわかる

  • 「迅速抗原検査」で診断することが多い。陽性であれば、それ以上の検査(培養)は基本的に不要。
  • 3歳未満のお子さんは、溶連菌によるのどの炎症自体が少なく、合併症も少ないため、まわりで流行している場合や、はっきり感染した人と近くで接した場合を除いて、検査を行わないことがよくある。
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お薬について

抗菌薬の目的は、合併症の予防

  • 抗菌薬をすすめる主な理由は3つ。①リウマチ熱の予防(発症から9日以内に始めることで効果があるとされる)、②症状を少し早く楽にする(半日〜1日ほど)、③まわりへのうつしにくさを下げる(開始後24時間ほど)。
  • 抗菌薬が確実に予防できるのはリウマチ熱。腎臓の合併症(急性糸球体腎炎)については、予防効果ははっきり証明されておらず限定的。
  • 最後まで飲みきる。熱が下がって元気になっても、自己判断で途中でやめない。お薬の種類・量・日数は診察で決めます。
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おうちでのケア

のどごしのよいものから少しずつ

  • のどが痛いときは、冷たい飲み物やゼリー、おかゆなど、のどごしのよいものから少しずつ。無理に食べさせる必要はない。
  • 熱があるあいだは無理をさせず、ゆっくり休ませる。
  • 家族にうつることがある。コップや食器の共有を避け、こまめな手洗いを。きょうだいに似た症状が出た場合は受診を検討する。
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大切な注意

治療後も、体の変化に気をつけて

  • 抗菌薬は最後まで飲みきる。症状が消えても、のどの中から溶連菌が完全にいなくなるまで時間がかかる。
  • 治療後もしばらくは、おしっこの色体のむくみに気をつける(腎炎のサイン)。
  • 治療後数週間してから、おしっこの色が濃い・赤い、まぶたや顔がむくむ、関節が痛む、体が勝手に動く、動悸がする——といった症状が出たら速やかに受診する。
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受診サイン

こんなときは、すぐご連絡・受診を

今すぐ119番・救急車

  • のどをひどく痛がって唾液も飲み込めない・よだれが増える・口が大きく開けられない・息をするのがしんどそう、ゼーゼーする音がする
  • 手足が急に激しく痛がる・短時間で腫れてくる、ぐったりして呼びかけへの反応が弱い、顔色が悪く手足が冷たい、意識がはっきりしない(劇症型溶血性レンサ球菌感染症〈STSS〉を念頭に)

すぐに相談・受診

  • 水分がほとんど摂れない、半日以上おしっこが出ていない、泣いても涙が出ない、ぐったりして活気がない(脱水のサイン)
  • お薬を始めて2〜3日たっても症状がよくならない、または一度良くなってから再び悪化してきた
  • 熱が5日以上続き、唇が赤く荒れる・目が赤い・手足が赤く腫れるなどを伴う(別の病気の可能性の確認)
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登園・登校・家族

24時間経過後、元気なら登園・登校の目安

  • 多くの園・学校では、抗菌薬を飲み始めてから24時間ほど経ち、熱が下がって全身状態がよくなっていれば登園・登校できるとされる。最終的な基準は通っている園・学校に確認する。
  • 症状がない家族全員への検査は不要。同居のご家族に発熱やのどの痛みなど似た症状が出た場合に、受診・検査を検討する。
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よくあるご質問 ①

お薬と発疹のこと

Q. 熱が下がってすぐ元気になったので、お薬をやめてもいいですか?

やめないでほしい。症状が消えても、のどから溶連菌が完全にいなくなるまで時間がかかる。指示された日数を最後まで飲みきることが、リウマチ熱などの合併症予防のために大切。

Q. 発疹が出てきました。悪化しているのでしょうか?

溶連菌感染症の一部として、ザラザラした赤い発疹(猩紅熱様)やいちご舌が出ることがある。それ自体が悪化のサインというわけではないが、気になる場合や広がりが強い場合は診察で確認を。

Q. お薬を飲めば腎臓の病気(腎炎)も防げますか?

抗菌薬が確実に予防できるのはリウマチ熱。腎臓の合併症については予防効果ははっきり証明されておらず限定的。治療後もしばらくはおしっこの色や体のむくみに気をつける。

Q. なぜお薬(抗菌薬)が必要なのですか?自然に治ると聞きました。

症状自体は自然に軽くなることが多いが、抗菌薬の一番の目的はリウマチ熱という合併症の予防。発症から9日以内に始めることで予防効果があるとされる。あわせて症状を少し早く楽にし、まわりへのうつしにくさも下げる。

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よくあるご質問 ②

検査・家族・経過

Q. 3歳未満なのに検査をしないと言われました。見逃されていませんか?

3歳未満のお子さんは、溶連菌によるのどの炎症になること自体が少なく、続発する合併症も少ないことがわかっている。まわりで流行っていたり、感染した人と近くで接していたりしない限り、検査を行わないことが推奨されている。

Q. きょうだいや家族も検査したほうがいいですか?

症状がない家族全員に検査は必要ない。同居のご家族に発熱やのどの痛みなど似た症状が出た場合に、受診・検査を検討する。

Q. 何日くらいで治りますか?

お薬を使わなくても多くは3〜4日ほどで自然に軽くなる。ウイルス性の場合も通常2〜3日〜10日間程度で改善する。

Q. いつから登園・登校できますか?

多くの園・学校では、抗菌薬を飲み始めてから24時間ほど経ち、熱が下がって全身状態がよくなっていれば登園・登校できるとされる。最終的な基準は通っている園・学校に確認する。

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よくあるご質問 ③

手足の痛み・治療後の注意

Q. 手足が痛いと言っています。ただの成長痛でしょうか?

まれだが、手足が急に激しく痛む・短時間で腫れる、ぐったりする、顔色が悪く手足が冷たい、意識がはっきりしないなどがあれば、劇症型溶血性レンサ球菌感染症を念頭に、ためらわずすぐに救急受診してほしい。

Q. 治療後、何に注意しておけばいいですか?

治療後数週間してから、おしっこの色が濃い・赤い、まぶたや顔がむくむ、関節が痛む、体が勝手に動く、動悸がするなどの症状が出たら、速やかに受診してほしい。

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気になることは、
遠慮なく主治医に。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。