鼻づまり・鼻水が長引くときに、知っておきたいこと
Q. 抗菌薬(抗生物質)は必ず必要ですか?
いいえ。症状が軽い場合は、まず5日間ほど、お薬を使わずに鼻のケアだけで様子を見ることが多い。自然に良くなるお子さんも少なくなく、良くならない場合に、そのタイミングでお薬を検討する。
Q. 症状が良くなったら、お薬をやめてもいいですか?
自己判断でやめるのはおすすめしない。処方された日数を飲みきることで、しっかり治しきることができる。途中でやめると、ぶり返したり治りにくくなったりすることがある。
Q. レントゲンやCTの検査は受けなくて大丈夫ですか?
通常は必要ない。副鼻腔炎の多くは、症状の経過と鼻の中の様子を診るだけで診断・治療方針を決めることができる。目や頭の症状など、合併症が心配なときだけ検査を検討する。
Q. ふつうのかぜと何が違うのですか?
ふつうのかぜはウイルスによるもので、多くは自然に良くなる。副鼻腔炎は、その症状が10日以上長引く、いったん良くなってからぶり返す、急に高い熱と濃い鼻水が続く、といった特徴的な経過があるときに考える。
Q. 保育園・幼稚園・学校はいつから行けますか?
副鼻腔炎そのものは出席停止の対象ではない。熱が下がり、普段どおり元気に過ごせそうであれば、かぜのときと同じ目安で考えてよい。園・学校の基準は念のため確認を。
Q. 2歳未満・保育園に通っていますが、何か違いはありますか?
やや治りにくい菌が関わっていることがあり、経過をより注意深く確認する。基本的な考え方は同じ。
Q. 鼻水がなかなか止まりません。何かしてあげられますか?
こまめに鼻水を吸ってあげる、やさしくかませてあげる、お部屋の加湿が助けになる。水分・食事は無理せずとれる範囲で。
Q. 目の症状があるときはどうすればいいですか?
まぶたの腫れ・赤み、物が二重に見える、視力が落ちた感じなどがあれば、経過観察日を待たずにすぐ受診してほしい。
Q. お薬を始めても良くならないときはどうすればいいですか?
経過観察・お薬いずれの場合も5日間をめどに確認の診察がある。5日たっても良くなっている感じがしない、あるいは熱の再燃・機嫌の悪化・鼻水の急な増加などがあれば、予定日を待たずに受診してほしい。
この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。