AMPL KIDS HEALTH GUIDE
AMPL for kids

水いぼ
(伝染性軟属腫)

様子を見るか、取るか。どちらも正解

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これは何?

命に関わる病気ではない、ありふれた皮膚の感染

  • ウイルスが皮膚に感染してできる、小さな盛り上がったぶつぶつ(正式には「伝染性軟属腫」)。多くの子どもに経験のある、ごくありふれた皮膚の感染症です。
  • 肌と肌が直接触れ合うことや、タオル・浮き輪・ビート板など肌に触れるものの共用でうつることがあります。
  • 1〜7歳くらいの子どもに多く、もともと肌が乾燥しやすい・アトピー性皮膚炎のある子どもは数が増えやすい傾向があります。
一般的な情報です
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経過の見通し

自然に治ることも、時間は人それぞれ

  • 多くの場合、何もしなくても自然に治っていく。ただし治るまでの期間には個人差が大きく、早くて半年ほど、長い子どもでは数年(4年ほど)かかることもあり、正確な予測は難しい。
  • 摘除しても、すでに感染していた部位から数週間〜数か月後、まれには半年ほど経ってから新しい水いぼが出てくることがあるが、これは治療の失敗ではなくよくある経過。
  • 治りかけの時期に赤く腫れて膿のように見えることがあるが、これは免疫が働いて自然に治っていくサインであることが多い(ただし本当に感染を起こしている場合との見分けが難しいこともある)。
一般的な情報です
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検査について

視診だけで診断できることが多い

  • 通常は視診のみで臨床診断できる。追加の検査は基本的に不要です。
一般的な情報です
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おうちでのケア

かきむしらない、保湿を続ける

  • かきむしらないようにする(爪を短く切る、かゆみが強ければ相談する)。
  • 肌の乾燥・湿疹があれば保湿をしっかり行う(拡大を抑える助けになる)。
  • 自宅で水いぼを潰したり、爪でかいて取ろうとしたりするのは避ける(まわりに広がったり、傷から別の感染を起こしたりすることがある)。
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お薬・治療について

様子を見るか、取り除くか。診察で決めます

  • 治療は大きく2つの考え方があり、①そのまま様子を見る、②ピンセットのような器具でひとつずつ取り除く(摘除)のどちらも医学的に妥当な選択。現時点でどちらが優れているという明確な結論は出ていない。数・広がり方・不安の強さなどを踏まえて診察で相談しながら決める。
  • 「痛い思いをしてまで無理に取らなくてもよい」という考え方も専門医の間にある。摘除を選ぶ場合、痛みをやわらげるテープを使うことがあるが、湿疹やかき傷のある部分には使えないことや、体質によっては使えないことがある。
  • ごくまれに、テープの使用中や使用後に全身のアレルギー反応が起こることがあるため、使用後はしばらく院内で様子をみる。用量・使用の可否は診察で決める
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大切な注意

登園・プールは基本的に制限なし

  • 「様子を見る」と「取り除く」はどちらも正解の選択肢。「痛い思いをしてまで無理に取らなくてもよい」という考え方も専門医の間にある。
  • 登園・登校の制限は基本的に必要ない。プールも入って構わない(水を介した感染は起こらないとされる)。ただしタオル・浮き輪・ビート板など肌に直接触れるものの共用は避ける。
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受診サイン ①

いつもの水いぼと違うときは、すぐ相談を

すぐに相談・受診

  • 水いぼのまわりが急に強く赤くなる・腫れる・熱っぽい・膿が出る、痛みがどんどん強くなる
  • 熱を伴って急に水ぶくれのようなものが広がる、痛みがとても強い(いつもの水いぼの経過とは違う様子)
  • 目のまわりに水いぼが広がり、目やに・充血・見えにくさなどの症状が出てきた

すぐに相談・受診

  • 水いぼの数がとても多い、急激に増えている、治療してもなかなか良くならない
  • もともと免疫に関わる治療を受けている子どもで、急に新しい水いぼが増えた・広がった
  • (痛みをやわらげるテープを使った場合)使用後に全身のじんましん・息苦しさ・ぐったりするなど、いつもと違う強い症状が出た
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登園・登校の目安

基本的に制限は必要ありません

  • 登園・登校の制限は基本的に必要ない。プールも入って構わない(水を介してうつるものではないとされる)。
  • タオル・浮き輪・ビート板など肌に直接触れるものの共用は避ける。患部を覆う必要があるかは通っている園・学校・プール施設の方針に従う。
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家族・予防

神経質になりすぎなくて大丈夫

  • 肌と肌が直接触れることや、タオルなどの共用でうつることがある。強く神経質になる必要はないが、直接肌が触れる遊びやタオルの共用にはある程度気をつける。
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よくあるご質問 ①

プール・うつり方・治療の選び方

Q. プールに入ってもいいですか?

はい、入って構いません。水を介してうつるものではないとされています。ただし、タオル・浮き輪・ビート板など肌に直接触れるものの共用は避けましょう。

Q. きょうだいや他のお子さんにうつりますか?

肌と肌が直接触れることや、タオルなどの共用でうつることがあります。強く神経質になる必要はありませんが、直接肌が触れる遊びやタオルの共用にはある程度気をつけるとよいでしょう。

Q. 水いぼは取るべきですか?様子を見ても大丈夫?

大丈夫なことが多いです。様子を見る方法と取り除く方法のどちらが優れているかは、はっきりとした結論が出ていません。「痛い思いをしてまで無理に取らなくてもよい」という考え方も専門医の間にあります。診察で一緒に方針を決めましょう。

Q. 取ったのにまた増えました。取りきれていない?

治療の失敗とは限りません。摘除の前後にすでに感染していた部分から、数週間〜数か月後、まれには半年ほど経ってから新しく出てくることがあります。心配なときは診察でご相談ください。

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よくあるご質問 ②

赤く腫れた・テープ・アトピー・期間

Q. 治りかけで赤く腫れてきました。悪化していますか?

治っていく過程で赤く腫れて見えることがあり、これは免疫が働いているサインであることが多いです。ただし、強い痛み・熱感・膿を伴う場合は、別の感染を起こしている可能性もあるため、「すぐ受診してほしいサイン」に当てはまらないか確認してください。

Q. 痛み止めのテープは必ず使ってもらえますか?

状態によります。湿疹やかき傷のある部分、体質によっては使えないことがあります。使えない場合は、少しずつ数回に分けて摘除する、皮膚科と相談するなど別の方法をご案内します。

Q. アトピー性皮膚炎があると水いぼが増えやすい?

もともと肌が乾燥しやすい・アトピー性皮膚炎のあるお子さんは、水いぼの数が増えやすい傾向があります。保湿とスキンケアをしっかり行うことが助けになります。

Q. 治るまでどれくらいかかりますか?

個人差が大きく、早くて半年ほど、長いお子さんでは数年(4年ほど)かかることもあり、正確な予測は難しいです。

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気になることは、
遠慮なく主治医に。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。