AIIKU PEDIATRICS

インフルエンザについて

おうちでの過ごし方と、見ておきたいサイン

愛育病院 小児科

AMPL

これは何?

多くは、おうちの安静と水分でよくなります

  • インフルエンザウイルスによる感染症。ふつうのかぜと違い、熱が急に上がり38〜39℃台以上の高熱、体の節々や頭の痛みが特徴。せき・のどの痛み・鼻水を伴うこともある
  • 飛沫や、ウイルスがついた手で目・鼻・口をさわることでうつる。流行期は保育園・学校・家庭内で広がりやすい
  • 多くのお子さんは、おうちでの安静と水分補給で自然に良くなっていく
  • ごくまれに脳症や肺炎など重い合併症につながることがあるため、見逃したくないサインは後半にまとめている(心配しすぎず、サインだけ覚えておく)
一般的な情報です02
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検査について

検査が「陰性」でも、否定できないことがあります

  • 診断は、症状の様子と鼻の奥をぬぐう迅速抗原検査を組み合わせて行う
  • 熱が出てすぐ(発症から数時間以内)の検査は、実際にかかっていても「陰性」に出やすい性質がある
  • 発症から半日〜2日ほどの間が、最も正確に検出しやすい時間帯
  • 症状の様子や周りの流行状況から、検査が陰性でも臨床的にインフルエンザと判断し、治療方針を決めることがある
一般的な情報です03
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発熱から少なくとも2日間は、そばにいてください

熱が出てから少なくとも2日間は、そばにいてください

  • 抗インフルエンザ薬を使った・使わなかったに関わらず、インフルエンザにかかっているお子さんに起こりうる注意事項
  • 突然走り出す・部屋やベランダから飛び出そうとするなど、いつもと違う危険な行動が発熱から2日以内に見られることがある(学童期以降、特に男児で報告が多いが、女児でも起こりうる)
  • 窓・玄関の施錠を確認し、できればベランダに面していない部屋・1階のお部屋で休ませる
  • 眠っている間もそばで見守る
  • 全てのお子さんに伝える一般的な注意。心配しすぎる必要はないが、油断しないでほしいポイント
一般的な情報です04
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おうちでのケア

見るのは「体温計の数字」より「様子」

  • 水分: 少しずつ、こまめに。麦茶・湯冷まし・経口補水液など、飲めるもので構わない
  • 休息: 無理に食べさせる必要はない。お部屋の温度・湿度を整えて安静に
  • 解熱薬: つらさをやわらげたいときはアセトアミノフェンを使う。ジクロフェナクナトリウム・メフェナム酸・アスピリンは使わない(お薬の種類や量は診察で決める)
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受診サイン

こんなときは、すぐご連絡・受診を

EMERGENCY

今すぐ119番・救急車

  • 迷わず救急要請(119番): 呼びかけへの反応が鈍い・すぐ眠り込む・様子がおかしい(意識がぼんやり)
  • けいれんが15分以上続く・短時間で繰り返す・体の左右で動きが違う
  • 息が速い・呼吸が苦しそう・唇の色が悪い(チアノーゼ)
URGENT CARE

すぐに相談・受診

  • 「わけのわからないことを言う・する」状態が1時間以上続く、または何度も繰り返す
  • 突然走り出す・飛び出そうとするなど、いつもと違う危険な行動
  • 水分がほとんど摂れない、ぐったりして目を離せない
  • 熱が一度下がったあと再び高熱が出た
  • 熱が5日以上続いている
  • 生後6か月未満の赤ちゃんや、心臓・呼吸器・神経の病気、免疫の病気など持病のあるお子さんは、上記より軽い変化でも早めにご連絡ください
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FAQ(よくあるご質問)

心配になりやすいこと

Q. 検査で「陰性」でした。インフルエンザではないということですか? → A. そうとは限らない。熱が出てすぐの検査は陰性に出やすい。症状の様子や周りの流行状況から、検査が陰性でも臨床的に判断することがある

Q. 抗インフルエンザ薬は必ず使うのですか? → A. いいえ、全員に必ず必要というわけではない。年齢・重症度・持病の有無をふまえて診察で判断する

Q. 「変な行動をした」と聞いたことがあります。お薬のせいですか? → A. お薬を使った・使わないにかかわらず起こりうるとされている。だからこそ、発熱から少なくとも2日間はそばで見守ることが大切

Q. 保育園・学校はいつから行けますか? → A. 発症した日から5日が経過し、かつ熱が下がった日から2日(幼児は3日)が経過するまでは、原則お休み。両方の条件を満たす必要がある

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気になることは、遠慮なく主治医に。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。