AIIKU PEDIATRICS

赤ちゃんの肌トラブル — あせも・おむつかぶれ・脂漏性湿疹

おうちでの見守りかたと受診のめやす

愛育病院 小児科

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(はじめに・テキストオンフォト)

赤ちゃんの肌に、赤みやブツブツ。 多くはよくあるトラブルです

  • 赤ちゃんの肌は薄くバリア機能が未熟→汗
  • おむつの中の刺激
  • 皮脂の変化で赤みが出やすい
  • あせも/おむつかぶれ/脂漏性湿疹はいずれも赤ちゃんによくみられるありふれたトラブル
  • 人にうつる病気ではない(かき壊しから「とびひ」を合併した場合を除く)
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(部位で見分ける)

出る場所で、 だいたい見分けられます

  • 首まわり
  • ひじやひざの内側など汗がこもる場所→あせも
  • おむつが当たる部分→おむつかぶれ
  • 頭皮
  • 眉毛
  • 鼻のわき
  • 耳のまわりなど皮脂の多い場所→脂漏性湿疹(頭のかさぶた)
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(おむつかぶれの見分け方)

おむつかぶれには、 見逃されやすいタイプがあります

  • ふつうのおむつかぶれ:おむつが当たる丸みの部分が赤い/太もものつけ根などしわの部分は比較的きれい
  • カンジダ(かびの一種)によるおむつかぶれ:しわの部分にも赤みが及ぶ/赤みの境目がはっきり/まわりに小さなポツポツ(衛星病変)が飛び火のように広がる
  • カンジダは見逃されやすく、ふつうのケアだけではなかなか良くならない
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(おうちでのケア)

おうちでのケアが、 回復への近道です

  • あせも:涼しい環境に整え、こまめなシャワーや拭き取り、風通しの良い服を。数日〜1週間で軽快。登園・登校の制限は不要
  • おむつかぶれ:こまめな交換とぬるま湯でのやさしい洗浄、交換のたびに保護クリームを。3〜5日で改善傾向。登園・登校の制限は不要
  • カンジダが疑われるおむつかぶれ:抗真菌薬で1〜2週間ほどで良くなることが多い。登園・登校の制限は不要
  • 脂漏性湿疹:かさぶたは無理にはがさず入浴前にオイルでふやかしてからやさしく洗う、保湿はワセリンで。生後6か月〜1歳頃までに自然軽快。登園・登校の制限は不要
  • 共通注意:ゴシゴシ拭き取り/アルコール入りウェットティッシュの多用は控える
  • お薬の種類や量は診察で決める(市販薬や以前の処方薬を自己判断で使わない)
  • とびひを合併した場合はガーゼで覆えば通園・通学は通常どおり可能。治るまでプールやタオルの共用は控える
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受診サイン

こんなときは、 早めに・すぐに受診してください

URGENT CARE

すぐに相談・受診

  • 熱がある
  • ぐったりしている
  • 哺乳や授乳の飲みが悪い
  • 発疹が急に広がる
  • 皮膚の表面がめくれる
  • 水ぶくれが破れて広範囲にジュクジュクする
  • 紫色のあざのような斑点や出血したような跡がある
  • おむつの部分が急に赤く腫れて広がる
  • 皮膚が破れてきた
  • 数日ケアや塗り薬を続けても良くならない
  • むしろ悪化している
  • 黄色いかさぶたや膿のようなものが出てきた(とびひのサイン)
  • おむつのしわの赤みが取れない
  • まわりに小さなポツポツが広がる(カンジダの見逃されやすいサイン)
  • 治療を続けても頭やおむつ部分のブツブツが良くならず紫色っぽい変色
  • 出血したような斑点
  • しこり
  • リンパの腫れ
  • おなかの張りなどいつもと違う様子が重なっている
  • 体重の増え方が気になる
  • 便に血が混じる
  • 感染症にかかりやすい
  • ご家族の中で複数人が同時に強いかゆみを訴えている
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FAQ

よくあるご質問

Q. 人にうつりますか?→基本的にうつらない(とびひ合併時はタオル共用に注意)

Q. ステロイドの塗り薬は使っていい?→短期間だけ使うことがあるが、カンジダが原因のときは抗真菌薬も併用。自己判断で使い続けない

Q. 頭のかさぶたは無理にでも取った方がいい?→無理にはがさなくてよい。入浴前にオイルでふやかしてから洗うと取れやすい

Q. おむつのしわの赤みだけ様子を見ていい?→カンジダの可能性があり見逃されやすいポイント。次の診察やそれより前でも相談を

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気になることは、 遠慮なく主治医に。

この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。