AIIKU PEDIATRICS
吐いた・下したときの水分の与えかた
AMPL
はじめに
吐き気は1日ほど、下痢は2〜3日ほど(長くても1週間程度)で自然に落ち着くことがほとんどです。大切なのは「何回吐いたか」より、水分がとれているか・おしっこが出ているか・ぐったりしていないかです。
まずは焦らず、少しずつ水分を与えることから始めましょう。
おうちでのケア
経口補水液(OS-1など)や湯ざましなどを、ひと口ずつ、何回にも分けて。一度にたくさん飲ませようとしないことがポイントです。
吐いてしまったら、少し時間をおいてから、また少量から再開を。あわてず量を増やさず、様子を見ながら少しずつ増やしていきます。
水分がとれてきたら、年齢に合わせた食事を再開して大丈夫です。母乳やミルクも、下痢が続いていてもそのまま続けてください。
受診のめやす
水分がほとんどとれない/半日以上おしっこが出ない/ぐったりして反応が乏しい/お腹を痛がって触らせない。
けいれんを起こした・意識がはっきりしない/便に血が混じる/嘔吐物が緑色や黄色になった/熱が2日以上続く、またはいったん良くなって悪化した。
迷ったときは、遠慮なくお問い合わせください。夜間・休日の連絡先は受付でご案内します。
お薬について
整腸剤は、便の状態を整える助けになることがあります。一方で、下痢を無理に止める薬(止痢薬)は、体の中から菌を出す動きまで止めてしまうため、基本的には使いません。
お薬の必要性や種類は、診察でお子さんに合わせて決めます。市販薬を使う前に、一度ご相談ください。
よくあるご質問
典型的な症状であれば、数日で自然によくなることがほとんどです。血液検査や便の検査は、症状が重い場合や気になる所見があるときに行います。
下痢が続いていても、ミルクを薄めたり母乳をやめたりする必要は通常ありません。いつも通り与えてください。
この資料は一般的な説明です。お子さんごとに判断は変わります。