AMPL KIDS HEALTH GUIDE
起きたときの落ち着いた対応
横向きのまま、反応が戻るか確認。
しっかり反応してから水分を少しずつ。
時間や左右差を診察時に伝えます。
Q. またけいれんを起こしますか?
一度経験したお子さんのうち、およそ3人に1人が、その後の発熱時にもう一度けいれんを起こすと言われています。再発の起こりやすさはお子さんによって差があります。再発したこと自体で命に関わることはまれです。
Q. てんかんになりやすいですか?
熱性けいれんを経験したお子さんの9割以上は、その後てんかんを発症しません。「熱性けいれん=てんかんの始まり」ではありませんので、過度に心配しなくて大丈夫です。
Q. 脳に影響はありますか?
多くの熱性けいれんは、それ自体で命に関わることはなく、繰り返しても脳の発達に影響しないことが分かっています。単純型で発作後の回復が良ければ、検査で異常が見つかることも多くありません。
Q. 解熱薬を使えばけいれんは防げますか?
解熱薬にけいれんを予防する効果があるという医学的な根拠はありません。熱によるつらさをやわらげるために使うのは問題ありませんが、「けいれんを防ぐため」に使う必要はありません。
Q. 予防のお薬(坐薬)は必ず使いますか?
ほとんどのお子さん(単純型)には、発熱のたびに予防のお薬を使うことはすすめられていません。長く続く発作を繰り返す場合など、一部のお子さんにだけ検討されるお薬です。使うかどうかは診察で判断します。
Q. 予防接種は受けられますか?
熱性けいれんの既往があっても、基本的にすべての予防接種を受けることができます。心配な点があれば、接種前に遠慮なくご相談ください。
Q. 発作中、口に何か入れたほうがいいですか?
いいえ。口の中に指やタオル、箸などを入れないでください。舌をかむことはほとんどなく、かえって危険です。体を無理に押さえつけることもしないでください。
Q. けいれんが止まったあと、すぐ水を飲ませていい?
意識がはっきり戻るまでは、水分や食べ物、お薬(解熱薬を含む)を与えないでください。呼びかけに反応するようになったら、無理をさせずゆっくり休ませてください。
Q. 発作を見たあと、いつ受診すればいいですか?
発作中や直後に「今すぐ受診してほしいサイン」に当てはまる場合は、迷わず救急受診・救急要請をしてください。当てはまらず、意識がしっかり戻って落ち着いている場合でも、初めての発作のときや心配なときは、その日のうちに診察を受けることをおすすめします。
Q. 迷ったときはどうすればいいですか?
迷ったときほど早めに連絡・受診してください。判断に迷うこと自体が、相談のサインです。
5分以上続くときは119へ。迷うときは主治医へ相談してください。